道化師の性

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865281880

作品紹介・あらすじ

誰もが性に悩んでた。誰もがこの難問に取り組んだ。人間にとって、表現者にとって〈セックス〉とはいったいなにか。伝説の小劇場ジァンジァンの劇場主が赤裸々に、そして真摯に思索する。好評シリーズ、第7弾。

死が人生最後の難問ならば、死の手前の大問題は〈セックス〉にある。
表現者にとって、いや、すべての人間にとって性とは何か。
晩年、未完の大著「性の歴史」3部作を世に問うたミシェル・フーコー。
「ヰタ・セクスアリス」「青年」で、文学の更新をはかった森鷗外。
共同幻想、対幻想によって個人から国家に至るまでの構造を説いた吉本隆明。
古今の知の探求者を道しるべに、あらためて、少年時代以来の難問と格闘する。

抉り出される欺瞞と隠蔽。
「ジァンジァン3部作」に続く、ジァンジァン劇場主・高嶋進の渾身の書。

著者プロフィール

1932年、新潟県生まれ。青山学院大学文学部卒業。69年渋谷ジァンジァン、77年名古屋ジァンジァン、80年沖縄ジァンジァン、83年座間味ジァンジァンを開設。著書に『ジァンジァン狂宴』『ジァンジァン怪傑』『ジァンジァン終焉』『八十歳の朝から』『この骨の群れ/「死の棘」蘇生』『崖っぷちの自画像』『道化師の性』『死んでみた』(いずれも左右社)がある。

「2019年 『心を彫る 田川憲と棟方志功』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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