常設展へ行こう!

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865284027

作品紹介・あらすじ

学芸員さんに常設展への「愛」を聞いてみたら...
初心者でも100倍楽しめるようになる
所蔵作品&コレクションの哲学が詰まってた!

◎装画&スペシャルゲスト/和田ラヂヲ(ギャグ漫画家)
◎寄稿エッセイ/和田彩花(アイドル)

珠玉の20世紀美術を堪能できる富山県美術館。
シャガールの巨大な舞台背景画に圧倒される青森県立美術館。
世界で唯一、モネから直接購入した《睡蓮》が見られる国立西洋美術館。etc.

全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした
「ほぼ日」人気連載が、パワーアップして一冊の本になりました。

感想・レビュー・書評

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  • 美術館の学芸員さんに収蔵品を自慢してもらおうという趣向の本。美術館の成り立ちや、作品のこぼれ話などがわかり、楽しい。常設展に行きたくなる。分厚いし、二段組みだけど、すいすい読める。
    よくない点が3つ。
    1 図版が少ない。どの作品の話か検索しながら読んだ。
    2美術館のチョイスに意外性がない。国立博物館の収蔵品がすごいことなど誰でも知っている。
    3読者の知的レベルを低く設定しすぎである。侮るな。
    読むハードルを下げる意図だと思うが、インタビューをしている人が、「デュシャンの凄さはわからないが、ベルト・モリゾがモネの弟の奥さんであることは知っている」というような知識の偏り方を演出しており、それ以上は知らなくていいというメッセージのようで、鼻につく。正面から作品に向き合えよ。

  • 常設展は企画展・特別展のついでに行くものという意識があったが、これからは、常設展を目的に博物館・美術館に行ってみようと思った。特に、大原美術館・青森県立美術館は是非とも行ってみたいと思った

  • 特別展や企画展にしか行ったことない私には目から鱗の一冊でした。もう少し写真が多いと、さらにテンションがあがったのですが、それは美術館へ行っての楽しみとします。

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著者プロフィール

1976年、群馬県生まれ。編集者。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社宝島社にて雑誌編集者として勤務後、2005年に東京糸井重里事務所(当時。現在の株式会社ほぼ日)に入社。2023年で創刊25年、毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集部に所属。主にインタビュー記事をつくっている。ときどきポップデュオ「レ・ロマネスク」のライブ・コンサートでギター係をつとめることがある。

企画・構成・文を担当した書籍に『インタビューというより、おしゃべり』(星海社)、『世界を見に行く』(石川直樹・著/リトルモア)、『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(レ・ロマネスクTOBI・著/青幻舎)』がある。他に、はたらく人たちの悩みに33名の著名人が答えた『33の悩みと答えの深い森。』(青幻舎)、14人の編集者にインタビューした『編集とは何か。』(星海社新書)、甲本ヒロトや山口一郎など5つのバンドのフロントマンにインタビューした『バンド論』(青幻舎)、画家・笹尾光彦の「謎」に迫った『赤の謎』(リトルギフトブックス)など。

「2023年 『常設展へ行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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