As the Call, So the Echo

著者 :
  • 赤々舎
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本棚登録 : 41
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865410761

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  • 名前をつけられ、地域の伝統的な祭りに溶け込む。周りの他者なしでは生きていけないだけに、子供が育っていくことには暴力性が伴う

    一瞬ごとに移ろっていく"生"そのものを、その温かさや危なっかしさも含めて提示していく。ページをめくる瞬間瞬間の景色はすでに取り返しのつかないことで、残酷で、それに心を打たれる

  • 布仕立てで、手作業で表紙に写真が貼られた装丁にまず感動する。
    撮られる、と意識していない自然体の姿のひとびとがとてもすてきです。どう撮ったらこうなるのか不思議。

  • とりわけ i と iii は(何が写ってるのかも含めて)わからないものの、吸い込まれるような感じがした。読み終えたあとすぐにまたもう一周すると、今度は ii と iv が気になったり...田舎の家族、風景をただ撮っているようにも見えて(というか直接的にはそうとしか見えない)、なにか意味があるような、でもよくわからないな...と思考がぐるぐる回るような写真集だった。

  • この奥山由之は好き

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著者プロフィール

1991年東京生まれ。2011年『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞受賞。映像監督としてTVCM・MVなどを多数手がけている。

「2022年 『広瀬すず 10周年記念写真集 レジャー・トレジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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