おたからパン

著者 :
  • ひさかたチャイルド
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本棚登録 : 537
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865490756

感想・レビュー・書評

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  • 「おたからパン」というとっても美味しいパン屋さんがありました。 ある日、ひとりの男が店の看板を見て「お宝パンだって?...お宝がたくさんありそうだ」・・・夜になって、裏口から忍び込んだ男は、引き出しや戸棚の中を覗いて、宝物を探しまわりましたが、何処にも見当たりません。しまいに、パンを焼く竈の中に入り込み、灰だらけのまっ黒けに「げほ げほ ごほ!」・・・〟泥棒を見つけたパン屋の親方いわく「宝が欲しければ、ここで働けばいい。まじめに働けば、いつかきっと、手に入るだろう」・・・パンを食べた人たちの笑顔がこぼれます。

  • ドロボーが多いのがおもしろい。

  • 「おたからパン」というパンやさんの
    パンは、「♪そとは ぱりぱり、なかは ふわふわ。かめば かむほど あまくて おいしいおたからパン♪」
    と、たべたひとがうたってしまうほどおいしいパンです。
    そんな「おたからパン」やさんに、あるひ、どろぼうがしのびこみました。

    2022/10/14 2-1

  • わりと長め。こうして繰り返されていくのかな。

  • 泥棒がパンが作れるようになってすごかったと思います。
    僕も何か1人前になりたいです。

  • ほかほかパン美味しそう

    親方の最後の笑顔が、とてもあったかくてほっこりする
    どろぼうさん、素直だなぁ

  • おたからパンやさんにどろぼうが入る。パンやさんに見つかり、「たからがほしいなら、ここで働けばいい」と言われ、一生懸命働く。どろぼうが作ったパンが、食べた人がおいしさのため歌ってしまうようになり、独り立ちする。どろぼうの店の前には行列ができ、どろぼうは、おいしいパンを食べた人の笑顔がおたからだと気づく。ある夜、店にどろぼうが入ったとき、元どろぼうは、ここで働くように言う。
    (32ページ)
    ※愛情込めて作ったおたからパンは最高!人の心を動かす。

  • 親方は大きな心をもつ人。どろぼうはチャンスを与えられて真面目に働き、宝は人からとるものではなく自分の中にあると気づくことができた。とってもいいお話。繰り返しの歌もいい。

  • 『おたからパン』という、おいしいパン屋さんに、おたからがあると思ったどろぼうが、夜中にしのびこみました。
    店中さがしても何も見つからなくて、反対にどろぼうが親方に見つかってしまいました。

    親方は、たからがほしければここで働きなさいと、どろぼうに言いました。
    たからがもらえるならと、どろぼうは店で働くことにしました。

  • おたからをぬすみにきたどろぼうが二人いたけど、おたからじゃなくて、さいごにパンがついているのになんでたからとまちがえたのかなと思った。

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著者プロフィール

絵本作家。神戸生まれ。大阪とニューヨークで絵本製作を学ぶ。1998年、初めての絵本『A Pumpkin Story』がアメリカで出版される。同書は2000年に『かぼちゃものがたり』(学習研究社)として日本でも出版された。「もったいないばあさん」のシリーズ(講談社)でけんぶち絵本の里大賞、ようちえん絵本大賞などを受賞。他の作品に『おべんとうバス』『おべんとうバスのかくれんぼ』『おでんのゆ』『おたからパン』『おせちのみんなあつまって!』(以上、ひさかたチャイルド)、『ゆめねこ』(金の星社)、『なないろどうわ』(アリス館)、『おつきさまのパンケーキ』(ほるぷ出版)などがある。

「2023年 『新装版 おはようあさごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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