おなじそらのしたで (海外×どうぶつ×切り絵【2歳・3歳・4歳からの絵本】)
- ひさかたチャイルド (2017年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (25ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865491227
感想・レビュー・書評
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美しい絵本。型抜きのデザインが素敵。
ぼくたちは みんな
おなじ そらの したで
いきている
ページをめくると、言葉が型抜きの窓から現れたり、雲になったり、ハートの窓から、お月様が現れたり、と、仕掛けが楽しい。
動物達についての、言葉も、詩的で素晴らしい。
ぼくたちは
そらを みあげる
そして おもう
おなじ この そらの したで
みんなが いきているってことを
ここでも
とおくでも
絵が、とても好み。表紙から、素敵な絵本です。
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世界がどんなに広くても、空はたったひとつで、どこまでも繋がっている。
実感はあまり無いけれど、言われてみると、確かにその通りで。
私がやるせない思いに駆られて、ふと空を見上げた時、もしかしたら、同じ思いで空を見上げている人が、世界中のどこかにいるかも・・・なんて、気持ちにさせられるのは、最後の絵から心強さをもらったからかもしれません
切り絵の絵本は久しぶりに読みましたが、ざらざらした質感や、掠れたように重なり合う、どこか涼しげで落ち着いた色合いが印象的でした。
また、仕掛け絵本にもなっていて、その仕掛け自体はシンプルですが、次のページとの繋がりを感じさせるそれが、ちょうど、空がひとつに繋がっている様を思い起こさせられ、丁寧な作りに感心いたしました。 -
コロナで全く会えない母に贈るために購入。
会えなくても空は繋がってるよ、という気持ちを込めて。美しい絵本でした、中身は見れずに直感的に買ったけど正解! -
たくさんの動物家族が登場します。ラストは全員集合です。「おなじ この そらの
したで みんなが いきている」。人間は登場しませんが、人間こそこのことを絶えず思わなくては! -
〝ぼくたちは、みんな同じ空の下で生きている...ぼくたちは、みんな誰かと出会う...ぼくたちは、遊ぶ...ぼくたちは、自由に歌う...ぼくたちは、嵐にみまわれる...ぼくたちは、空を見上げる...そして思う。同じこの空の下で、みんなが生きているってことを・・・ここでも、遠くでも・・・〟ドイツの絵本作家ブリッタ・テッケントラップの〝協調と平和の世界〟への願いがこめられた、切り抜き仕掛け絵本。
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切り絵になっています。動物たちの表情が素敵な絵本です。同じ空の下で生きている。
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詩、かな?
歌うように読む。
生き物たちの生きることのうた。
ページについている窓が
雲になり、雫になり、ハートになり、
言葉の窓になる
作りが工夫されていてめくるのが楽しい
絵本をページの窓から破ってしまわないように
気をつけないと。
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表紙だけで心つかまれた絵本。
型抜きの仕掛けが全ページにしてあり楽しい。
上品で美しい1冊。
内容は、やはり大人向けかな。 -
イラストがすてき
色使いが好み
言葉もひびく
大人が好きな絵本