魔剣戦記 1 ~異界の軍師乱世を行く~ (オーバーラップ文庫)

著者 : 藍藤ユウ

• オーバーラップ (2014年10月23日発売)

作品紹介・あらすじ

幹部自衛官となって智謀をふるうことを夢見ていた少年・南雲竜基が転移したのは、直前までプレイしていた異世界軍事シミュレーションゲーム"魔剣戦記"の世界だった。そこで出会う多くの人々と、悲願を秘めた亡国の王女・アリサ。「一緒に戦いましょう。軍師リューキ」ゲーム越しに眺めていた少女が目の前で微笑むその世界で、竜基は持てる知識のすべてを生かし、運命を変える戦いへ挑むことになる。『小説家になろう』とコラボした第1回オーバーラップ文庫WEB小説大賞"銀賞"受賞作の異世界ファンタジー戦記がここに開幕!

感想・レビュー・書評

[gf111さんの感想 · 2018年10月7日]

やってたゲームと似た世界に飛ばされる話。
主人公の暗さがくどいんねんけど、その他は良好やな。
とりあえず、次を読んでみるか。

[柏葉さんの感想 · 2015年6月7日]

物語としてよくあるゲーム世界への転生もの。特徴は主人公が軍師であることと、元のゲームからして死がリアルであること。剣と魔法はあるがファンタジーというより架空戦記といった方が正しい。主人公が人を殺すことに悩み躊躇い、悩んで悩んでそれでも生きていく、というところが魅力なのだと思う。が、いかんせんイラストの魅力がない。なぜシコルスキー師を採用した。切り絵のような妙な強弱のある太い線に、のんぽりとした日本人顔の主人公、立体感のないキャラクターと挿し絵を見る度がっかりした。イラストの敗北。もっと繊細で戦記ものに相応しいイラストレーターが良かった。