- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865605372
作品紹介・あらすじ
1章 スマホを使うことは子どもの権利なのか?
2章 スマホ・SNSとともにある子どもの生活とは
3章 SNS時代のいじめ対応
4章 犯罪から子どもを守る
5章 社会参加型の情報モラル教育へ
6章 スマホ時代の「お金」の問題
7章 情報化で学習が変わり、学校教育は姿を変えるのか
感想・レビュー・書評
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ショッキングなタイトルだけど、新しさは感じなかった。2021.4.1刊行。これを読んでも青少年のネット利用の新局面が見えない…となるとタイトルの一人勝ちな感。
最後のギガ構想実現、ギガ構想頓挫の未来予測も、岩波ブックレットを読んだ後だと、青少年のネット利用の現状を知っても根本的な解決にならないのではと懐疑的にならざるをえない。
著者は大学の先生で道徳関連本も書かれてます。おそらく、道徳の授業のICT活用を研究されてる延長線上にこの本があるのでしょう。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
花戸 朗さん娘はスマホをどう使ってるやろ~娘はスマホをどう使ってるやろ~2021/07/27
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子供だけでなく大人にも当てはまるようなインターネット上のトラブルを解説している本。タイトルの「教師が知らない」とは、日本の学校に通う子供たちは海外の学校に通う子供たちに比べて娯楽目的でスマホ・SNSを使用することが多いため、トラブルの原因が教師の目に留まりにくいということだと読み取った。これだけ情報が溢れている便利な世の中になって、これからは何が価値のあるものとして扱われるようになるのかという筆者の問いかけが印象深かった。使い勝手が良い機能がたくさんあるスマホやSNSだからこそ、その便利な機能がトラブルに繋がることが分かった。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00615672
▼小中学校でのスマホ持ち込み解禁が現実のものとなりつつある現在、子どもたちが生きるスマホ・SNS世界の「今」を、いじめや犯罪被害・誹謗中傷、依存症、ゲーム課金など最前線の問題を軸にわかりやすく解説していきます。
▼保護者がスマホを持たせたいと言ったら学校はそれを拒めるのか、スマホ依存と熱中はどう違うのか、今のいじめはどのように行われているのか、子どもはいつどのように犯罪者に狙われるのか、ゲーム課金など金銭を巡る問題にどう対応すべきなのか、そして、学校の未来はどのようなものになるのか、第一人者が現場の疑問全てにまっすぐ答えます。(出版社HPより) -
スマホ、ネット、情報モラル。
今、教育現場はICT機器の活用とその導入で混乱ないし、試行錯誤が続いている。
その一助になればと思い、読了させてもらったが、真新しいものはないように感じた。
教員養成の一講座を切り取った感じ。
教員になりたい!と思った学生や、1年目の先生方には有効な読み物だと思う。