本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865780895
作品紹介・あらすじ
「いのち」の本質に向かい合ってきた二人の奇蹟の対話!
教育とは何かを、常に「いのち」の視点から考え、携わり続けてきた教育研究者・大田堯と、精神科診療所「こらーる岡山」で、患者主体の精神医療を実践し、入院中心だった精神科医療の転換に尽くしてきた精神科医・山本昌知。お互いの現場で「いのち」の本質に向かい合ってきた二人が、生きてあ(在)ること、「ひとなる」=育つこと、学ぶことについて徹底的に語り合った奇蹟の記録。
感想・レビュー・書評
-
教育を、いのちの輝く方向、つまり人格の完成(その人らしさの反映)に向けて援助すると考え、「教育」という用語自体への疑問を呈する教育学者の大田堯氏と精神障害者の、その人らしさを大事にし、映画「精神」で知られる山本昌知氏の対談本。山本先生が太田先生の映画を見て対談を申し込んだという。お二人の考えの根本は同じで、教育と精神医療のコラボ、ダンスのような対談本。山本先生の映画を見、講演も聞き、購入して一読。「今までわれわれは、一人ひとりがちがうということを無視して、同化させるために、力いっぱいエネルギーを費やしてきた。そのことが、どれだけ当事者を医療の名のもとに苦しめてきたのかということを感じます」という言葉は精神医療に携わる人は常に感じていなければならない言葉だと思った。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示