社長解任 権力抗争の内幕

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865810424

作品紹介・あらすじ

トヨタ、JR、住友銀、関電、帝国ホテル、フジサンケイグループ、日産、神鋼、東芝。大企業10社の仁義なき社内抗争!

企業はビジネスの場であると同時に、政治の場でもある。社内抗争がもっとも先鋭化するのは、社長の座の争奪戦だ。本書は大企業10社の赤裸々な権力抗争の内幕を抉り出した、権力の座をめぐる企業内の熾烈な抗争劇。リアル・半沢直樹の世界が展開される!

感想・レビュー・書評

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  • 30年全国紙の経済記者として活躍し、現在は経済ジャーナリストとして活躍する著者。長年企業の栄枯盛衰を追ってきたからこそ著せる著書だろう。

    国内大手企業10社において過去発生した解任劇を、古くは戦前まで遡って解説している。1冊で10社の事を纏めているのでざっくり感は免れないが、ポイントはしっかり押さえられている。

    会社組織、特に経営陣の人事が、如何に人間臭く泥臭いかが分かる一冊。

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著者プロフィール

経済ジャーナリスト。1969年早稲田大学文学部卒業。日本経済新聞で経済記者を30年間務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的取材・執筆活動を続けている。著書には『日銀エリートの「挫折と転落」--木村剛の「天、我に味方せず」』(講談社)、『世襲企業の興亡』『海外大型M&A 大失敗の内幕』『社長解任 権力闘争の内幕』『社長引責 破綻からV字回復の内幕』『住友銀行暗黒史』『巨大倒産』『社長争奪』(以上、さくら舎)、『実録アングラマネー』(講談社+α新書)、『日本企業モラルハザード史』(文春新書)、『強欲起業家』(静山社文庫)、『異端社長の流儀』(だいわ文庫)などがある。

「2019年 『日産 独裁経営と権力抗争の末路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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