パン・豆類・ヨーグルト・りんごを食べてはいけません ―世界が認めたおなかの弱い人の食べ方・治し方

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811162

作品紹介・あらすじ

おなかの弱い人に朗報!食べ方を変えるだけ!
ハーバード大学、イエール大学、コロンビア大学、ローマ財団など、世界が認める食事法!

医者に行っても「異常なし」と言われるのに、おなかの調子の悪い人が、日本には1,775万人もいる。日本人は腹痛・下痢などの不調が非常に多い民族。過敏性腸症候群と言われ、ひそかに悩んでいる人多数。しかし、この数年で、画期的・衝撃的医学療法が確立されてきた。これは、日本では医師でもまだ知らない人が多い。おなかの不調は特定の糖質が原因であり、低FODOMAP(フォドマップ)食事療法で、ほぼ3週間で改善される。低FODOMAP食品を食べ、高FODOMAP食品を避ければいいのだ。これまでの誤った腸の常識では従来「腸にいい」とされた食品が実はNGだった。このグローバルスタンダードな真に腸を整える食事法であなたの腸はよみがえる!


本書では、調味料、乳製品、フルーツ、飲み物、肉・魚・卵・ナッツなどのジャンル別に全てを表記。

感想・レビュー・書評

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  • 小さい頃から過敏性腸症候群。
    読んでみて、なんとなくこれ合わないなぁ…と思って
    あまり食べないようにしていたものが
    やはり高FODMAP食品だったので合点がいった。

    一番はパン、そして豆類。
    一時期牛乳をやめて豆乳にしていた時期があったけど
    その期間、半年くらいお腹がめっちゃ調子が悪くて。
    なんでだろう?と思って豆乳やめて牛乳に戻したら
    一発で治った(笑)ので豆はダメなんだろうな、と。
    (と言いつつインゲンの炒め物を大量に食べてお腹がぐるぐるしてる…)

    他、コーヒーを日に何回も飲むのを続けると調子が悪いので
    カフェインが原因かと思ってたけど
    もしかしたら入れてる牛乳だったのかも?

    本にも書かれてましたが、やはり一つ一つ試して
    自分の体質を見極めた方が良いなぁ。
    ただ、アレルギーのような感じだけども
    そば・小麦などのアレルギーと違って
    すぐさま命に関わると言うわけでもなく
    食べられないものもあるけれど食べられるものも多く、
    避けた方が良いものも少量ならば大丈夫、と言うもので
    そこまで生活を変えないといけない食事制限ではないので
    (もともと小麦製品はあまり食卓に載せることがないので)
    これを読んで安心した、という気持ちの方が強い。


    こういうものって数年経てばまた研究が進んで
    違ったものになる可能性もあるので
    自分の中でチョコチョコ情報を更新した方が良いなぁと思った。


  • 食後に何となく調子が悪くなるときがあるが、多分小麦かもしれない。
    小麦と玉ねぎ、豆類は特に控えた方がいいらしい。

    高FODMAPを含んだ食品は控え、低FODMAP食をとるようにしたい。

    ひとりひとりの腸にとって、みながいいというものがすべていいわけではない。
    いいものでも、過剰になれば悪さをするものもあるという事をよく心にとめておくことが大事。
    ずっと疑問に思っていたことが、よくわかった。

  •  この本はおなかの調子が悪くて悩んでいる人のための本。ガスが多く、おなかが張る、下痢や便秘などに毎日苦しんでいる人のための本。江田証「パン、豆類、ヨーグルト、りんごを食べてはいけません」、2017.9発行。小腸に入ってくる糖質には、吸収されやすい糖質と吸収されにくい糖質(FODMAP)がある。小腸が元気だとどちらも吸収されるが、小腸が弱っているとFODMAPは吸収されず、どんどん濃くなり、薄めようと血液から水分を引き込み、小腸は水浸し状態に。さらにFODMAPは大腸に到達、腸内細菌のエサになり大腸内で異常な発酵を起こし、過剰なガスが発生。

  • 小さい頃からずっと便秘で悩まされてきて、最近また悪化していた。巷で腸に良いとされているヨーグルトや発酵食品を毎日意識して食べていたのに治らなくて、どうすればいいんだと頭を抱えていたところfodmapの存在を知って納得した。
    この本はfodmapについてまだ知識がない人でも、それらがなぜお腹が弱い人の腸に悪いのか、具体的にどの食品に気をつければ良いのかなどが丁寧にされていてわかりやすい。実際に試してみて、少し効果を感じ始めている。ただ著者も言っているように同じ過敏性腸症候群の人でも食べられるものは一人一人違うわけで、「傾腸」という言葉の通り、自分の腸と向き合って、ベストな食生活を探っていきたいと思った。

  • 一人一人腸も違うから、合う食材・合わない食材がある。

    テレビで腸内環境をよくする食材などが紹介されていても、それを鵜呑みにせず、腸しながら判断していくことが大切だと思った。

    普段からお腹の調子が悪いことが多いので、玉ねぎを抜いてみることから試してみたい。

  • 子供が過敏性腸症候群
    糖質は小腸で吸収が困難、小腸の中で糖質の濃度が高まり、濃いものを薄めようとする性質があるため、この浸透圧の高まりによって血管内から腸管内に水分が過剰に引き込まれる。

    うちは玉ねぎを食べると悪くなるようなきがする。
    あんまり口にしないものは高FODMAPのものだった。
    低FODMAPの食事にしたい。

  • 興味のある内容だったが、個人的には少し難解だった。

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著者プロフィール

1971年、栃木県に生まれる。医学博士。江田クリニック院長。自治医科大学大学院医学研究科修了。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。米国消化器学会(AGA)インターナショナルメンバーを務める。消化器系癌に関連するCDX2遺伝子がピロリ菌感染胃炎で発現していることを世界で初めて米国消化器病学会で発表し、英文誌の巻頭論文として掲載された。
毎日、国の内外から来院するの患者さんを胃内視鏡、大腸内視鏡で診察し、改善させることを生きがいにしているカリスマ消化器専門医。テレビ、ラジオ、雑誌に頻繁に取り上げられ、わかりやすい解説に人気がある。
著書には『腸のトリセツ』(学研プラス)、『新しい腸の教科書』(池田書店)、『パン・豆類・ヨーグルト・リンゴを食べてはいけません』(さくら舎)など多数がある。

「2023年 『70代、腸内細菌と筋肉で老いを超える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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