100歳の生きじたく

著者 :
  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811193

作品紹介・あらすじ

ひとりでも孤独にならない生き方!

2018年1月21日で100歳。『人はいくつになっても生きようがある。』に続く、さくら舎・第5弾。いま望むのは、悔いの残らない生き方をすること。

100歳になろうとしても、ひとり暮らしを続ける著者が日々感じていること、からだのケア、気持ちのコントロール法、食生活などの生活術、夫のこと……などなどをみずみずしく語る。100歳を生きるということの凄さが気負いなく伝わってくる。100歳は通過点!

感想・レビュー・書評

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  • 914.6/ヨ

  •  吉沢久子(1918.1.21~2019.3.21)「100歳の生きじたく」、2017.10発行。100歳を目前にした著者が思いのほか大変と感じた時期は70代だったそうです。急に自分の老いを自覚し、しんどい時代だったと。これを越えれば、案外おだやかな80代、90代が待っていると。老いを受け入れ、次第に達観の境地になると。70代、立つ、歩く、握る、噛む、話す、頑張ります(^-^)
     吉沢久子「100歳の生きじたく」、2017.10発行。①毎日自然体で暮らす。無理に治療しない。自分の体は自分にしかわからない。100歳近くになっても自然治癒力はある(実感)。体は意識して動かさないとどんどん衰える。②よくしゃべり、よく笑い、毎日声を出している。③(検査入院して)問診・触診・顔色を見ないで機械のデータだけを見る医学は何だろうと。④日々の食生活が大事。生きることは食べること。ステッキを手に転ばない生活。火事を出さない。⑤急に老いを感じる70代が大変。それを越えれば穏やかな80代、90代。
     2015年、97歳で初めて検査入院。2018年の1月に100歳に。丈夫な方だと思います。吉沢久子「100歳の生きじたく」、2017.10発行、再読。①まいにち「自然体」で暮らす。老いを自覚し始めたのは70代の頃。そして80代、90代と年を重ねるたびに「いつ死んでもいい」と思うようになってきた。②「歩いて入院、車椅子で退院」という言葉があるけど、この年齢になると、自分で意識して動かしていかないと、からだはどんどん衰えていく。③自分にしか、自分のからだはわからない。④なんといっても日々の食生活。

  • 2019年3月21日に101歳で亡くなった吉沢久子さんのエッセイです。元気で長生きをされた方は、毎日、こういう心構えで生活していらっしゃったのかと読みました。

  • 母を想いながら。

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著者プロフィール

吉沢久子

一九一八年、東京生まれ。文化学院卒業。生活評論家、エッセイスト。十五歳から仕事をはじめ、事務員、速記者などを経て、文芸評論家の古谷綱武氏と結婚。家庭生活の中からの見聞や、折々の暮らしの問題点、食文化などについて提案し、執筆や講演活動、ラジオ、テレビなどで活躍。姑、夫と死別したのち、六十五歳からの一人暮らしは三十年を超えたが、二〇一九年三月、一〇一歳で死去。著書多数。

「2021年 『100歳の100の知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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