黒いカネを貪る面々 ―平成闇の事件史

  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865811933

作品紹介・あらすじ

はびこり蠢く巨悪・小悪の素顔と闇に迫る!

●六本木「湖雲寺」地上げ騒動の黒幕
●大阪・ミナミ「精華小跡地」地上げの場外乱闘
●続発する福岡金塊強奪事件の闇
●佐川印刷グループの90億円不正流用事件の不思議
●積水ハウス「地面師事件」の複雑怪奇
●連面と続く「Ⅿ資金詐欺」
●スパコン助成金6億円の詐取の裏ルート
●菅官房長官補佐官の不可解退任の裏側
●マルチ商法「ジャパンライフ」の暗黒史

……他、平成の世に起きた闇の事件34!!

感想・レビュー・書評

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  • コロナ禍の初期にアベノマスク騒ぎがあったことを覚えている
    これによって、直前までの様々な事件もウヤムヤのままになってしまったこともよく覚えている
    森友、加計学園問題
    東京五輪関連での問題
    萩生田大臣が落選中だった頃の活動内容や
    阿部政権時、菅原官房長官の補佐官など
    豊洲市場移転に関する各種の問題点
    積水ハウスやアパグルーブが騙された地面師事件
    京都、大阪を中心にしても
    餃子の王将社長銃殺事件
    京都嵐山 美空ひばり館関連
    漢字検定協会問題
    西本願寺三夜荘跡地詐欺事件
    大阪ミナミ精華小学校跡地問題
    関空の沈下と運営問題
    カジノ構想と2025年の大阪万博問題
    大阪の吉村知事もコロナ禍では脚光を浴びたが、金のネクタイを締めてカジノ誘致を叫んでいたはずだ
    万博にはロシアは出展しないだろうし、そもそも延期したり無観客開催にしたり、オンライン開催にでもするのだろうか
    IR構想のカジノもVRなどでオンライン参加型にでもするのだろうか
    関空ばかりでなく、夢洲も沈下や液状化のリスクは回避できないと見られているようだし
    金を巡って大きな闇が待ち受けているようだ
    他にも多くの事件や未解決の問題も取り上げており今も続いている問題がある事も指摘している
    加藤元官房長官が広告塔になっていたジャパンライフ-Willマルチ商法事件
    アメフト部問題から始まった日大理事長の金脈問題
    仮想通貨問題もコインチェック事件だけではない
    刺激の強い目の前の報道ばかりに目を奪われてしまうが、金に絡む闇の問題は現在も今後も常に起こっている
    闇の事件は政治家や反社や悪徳事業者など特別な人間だけの話ではない
    ややもすれば知らずに巻き込まれることもあると警戒しておかなければならない事をあらためて考えさせられた

    大阪IR
    ラスベガス・サンズ アメリカ
    ゲンティン・シンガポール シンガポール
    シーザーズ・エンターテインメント アメリカ
    ◆大阪事務所開設 メルコリゾーツ&エンターテインメント 香港
    ギャラクシー・エンターテインメント・グルーブ 香港
    ◆大阪事務所開設 MGMリゾーツ・インターナショナル アメリカ

    IR誘致
    大阪 夢洲
    北海道釧路市
    北海道苫小牧市
    北海道留寿都村
    愛知県常滑市 中部空港島
    和歌山市 和歌山マリーナシティ
    長崎県佐世保市 ハウステンボス

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著者プロフィール

1949年、大分県に生まれる。同志社大学文学部を卒業し、新聞記者を経てフリージャーナリストに。
著書には『京に蠢く懲りない面々』(かもがわ出版)などの「蠢く」シリーズ、『闇の帝王〈許永中〉』『同和利権の真相 ①~④』(以上、宝島文庫)、『京都と闇社会』『大阪と闇社会』(以上、宝島SUGOI文庫)、『京都に蠢く懲りない面々』(講談社+α文庫)、『大阪・役人天国の果てなき闇』(講談社)、『山口組分裂の真相』(宝島社)、『黒いカネを貪る面々』『黒幕の興亡 関西闇社会の掟』(さくら舎)などがある。

「2021年 『闇の権力 腐蝕の構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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