- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865812817
作品紹介・あらすじ
3月生まれの悲しみと喜びが満載!
日本社会は何事も4月始まりで4月が基準。3月生まれの人は、4月生まれの人と同級生といえど、約1歳の開きがある。特に幼少期は知能・体力などの発育の違いが顕著。必然的に同級生に後れをとる場面が多くなる3月生まれは、「勝ち癖」をつけることをできず、平均年収が4月生まれの人より低いという説を唱える人もいる。プロスポーツ選手の数も相対的に少ない。他方、大人になると、同学年の人より年を取るのが遅いというメリットも。そんな3月生まれの悲喜こもごもを、3月10日生まれのつぶやきシローがイラストと「つぶやき」でつづる。
▼「3月14日生まれの人は、自分の誕生日を『ホワイトデーで覚えて』って言えばいいのに、たまに『円周率って覚えて』と言う変わり者がいる。」
▼「9月学年始まりを推す風潮が一瞬流行ったが、今さらどうでもいい。」
▼「『もうすぐ4月だ』は言うけど、『もうすぐ3月だ』とは言わない。」
感想・レビュー・書評
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あるあるっぽい本だった。
そうだなぁってこともあるし、え?ってこともあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は読むまでもないと思っていたが、想像通りでした。3月に生まれてしまったことで被る不利な状況を、悪いことばかりじゃないですけどねと言いつつも、毒や風刺はほとんどなく、大半は愚痴レベルでコメントしつつ書き連ねる。それをこうやって本にすることまでが、彼の芸風でしょうか。
ところで、このイラストは著者本人が描いたものでしょうか。画風は矢部太郎に近いですが。このイラストを描いた人が誰なのか、その点についての記載がどこにもないのは、編集者の手落ちだと思います。 -
23冊目(3-9)