わたしはASD女子 ―自閉スペクトラム症のみんなが輝くために

  • さくら舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865813210

作品紹介・あらすじ

16歳の当事者が書いたサバイバルガイド

ロンドンに住むティーンエージャー、シエナ・カステロンはASD(自閉スペクトラム症)。12歳のときにASDと診断されるが、数学と物理でずば抜けた成績を上げ、16歳で本書を書き上げる。自閉症やアスペルガー症候群に関する本はたくさんあるが、10代のASD女子が書いた本は初めて。

ASDに対する社会の偏見やいじめへの対処、日常生活・社会生活で苦慮していること、心理的な悩み、身体のケア、SNSとのつきあい方などなど、ASD女子が直面する問題や疑問に、実体験をとおして具体的にアドバイス。ASD女子に贈るサバイバルガイドのみならず、一般の人にとっても心に迫る文言に満ちている一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 16歳の女の子が同世代の子たちに向けて書いた本なので、内容は若者なんですが、大人でもシニアでも?参考になること、共感すること、たくさんありました。
    読めてとてもよかった。
    世界のお仲間さんたち、特に女子たちに、読んでほしいなあと思います。

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著者プロフィール

2002年、アイルランドに生まれる。ASDの当事者として、女子を支援する本がないことを知り、16歳のとき、みずから本書を執筆。数学と物理でもずば抜けた成績を上げている。以後、国際的にASD啓発活動といじめ撲滅活動をおこなっている。また国連の持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むヤングリーダーにも選出される。本書はノーチラスブックアワード(社会正義や環境問題を訴えた優秀な本に贈られる)の銀賞を受賞。現在、ロンドンで両親と愛犬リコと暮らしている。

「2021年 『わたしはASD女子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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