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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865900583
感想・レビュー・書評
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ハマの番長・三浦大輔。
史上唯一、横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、横浜DeNAベイスターズで活躍した大エース。
現役25年間で、535試合登板。172勝184敗。
彼の野球人生は1998年の日本一の歓喜以外の時期は、苦しみや悔しさと向き合う日々だった。
無名の高校からのドラフト6位入団。
剛速球があるわけでもない。魔球があるわけでもない。
ならば、練習して技術を磨いていく以外に道はなかった。
そして、目立ってやろう。
誰もやっていないリーゼントをトレードマークに、頭角を現していった。
だが、1998年の日本一以降は、横浜の暗黒時代。
雨が降ろうと、ハマスタに閑古鳥が鳴こうと、投げ続けた。
応援してくれるファンが喜ぶために。もう一度、強いチームを倒して優勝するために。
2011年オフに新球団となったベイスターズは、着実に力をつけてきた。
2017年にはリーグ3位ながらクライマックスシリーズの激戦を勝ち抜き、19年ぶりに日本シリーズにも進出。
それを外から見ていた著者は何を感じたのか。
指導者としてベイスターズに戻りたい。そのためにありとあらゆる経験をつんでいるという著者。
引退後も常に成長し続けるその姿は、やはり「ハマの永遠番長」だ。
横浜スタジアムで胴上げをされる三浦大輔監督。
そんな夢が見えてくる、熱と力のメッセージがここに。詳細をみるコメント0件をすべて表示