継続する心

著者 :
  • 青志社
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本棚登録 : 18
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865900804

作品紹介・あらすじ

ロングセラー「継続する心」待望の新書版発売!
器用でもない僕が、プロ野球で50際歳まで投げ続けてこられた理由。
小さな変化を大事にする。それがいつか大きな変化になる。
力を生む38のメンタル習慣

感想・レビュー・書評

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  • たまたま、山本昌さんが大谷投手にインタビューしている動画をYouTubeで見かけて、「とても真摯な態度で若者と話ができる人だな」と思い、この本を手に取った。

    まずいえるのが、誰にとっても参考になる本だということ。

    内容としては、山本さん本人がどういう考え方を持ちながら日々を送っていたのか、ということが事細かく書かれている。

    平凡(と本人がおっしゃっているが)な人間が、ここまで長く第一線で活躍し続けられた理由が、本当に細かく書かれているし、彼のような非常に注目されるような業界に身を置く人間でなくても、共感できたり、参考にできる話がたくさん盛り込まれている。
    野球の話だけにフォーカスするのではなく、一般の仕事や家庭でのシチュエーションに落とし込んでいたり、中国の故事などを引用していたり、自分事として内容を解釈できるようになっており、読者がイメージしやすいように構成されている。

    球界と一般社会、遠い世界のように思えるが、それぞれのシーンでは考えることや感じることは結構共通しているんだなーと、親近感を持てる一冊だった。

    例えば、野球などのスポーツに専念してきて、プロになれずに一般的な仕事を始める人や、自分はもう限界かもしれないと辛い気持ちになっている人には、かなり刺さる内容だと思う。

  • 山本昌、あれほど活躍した方が、決して器用ではなく、実は下積み時代や挫折が多かったというのが、励みになります。
    マイナス思考も役立つとか、一病息災だとか、苦労人だからこそその考え方の大切さがわかるのでしょうね。

  • 山本投手か引退してもう数年もたつんだなぁと本書を読んで感じた。人生は想像しているよりも短い!だからこそ、山本投手のように小さなことでも継続して努力することが大切なのだと本書は教えてくれました

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著者プロフィール

1984年に日本大学藤沢高校からドラフト5位で中日ドラゴンズに入団。32年に及ぶ現役生活で3度の最多勝に輝き、1994年には沢村賞を受賞。2006年には史上最年長でのノーヒットノーランを達成(41歳)。以降も数々の歴代最年長記録を塗り替え、2008年には通算200勝を達成(42歳)。史上初となる50歳での登板を最後に、2015年に現役を引退。セカンドキャリアでは、野球解説者・スポーツコメンテーター、講演会講師として精力的に活動。ラジコン、クワガタのブリーダー、競馬など趣味の分野でも活躍中。

「2018年 『笑顔の習慣34 仕事と趣味と僕と野球』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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