森俊夫ブリーフセラピー文庫3 セラピストになるには──何も教えないことが教えていること
- 遠見書房 (2018年1月17日発売)
本棚登録 : 17人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866160184
作品紹介・あらすじ
万年 東大医学部助教にして元役者,ブリーフセラピー系心理士にして,東京・吉祥寺に日本全国から人が集まるKIDSカウンセリングシステムを立ち上げた森俊夫は,2015年3月に57歳で永眠した。
本書は,森の死の直前に行われた名臨床家たちとの対談集。「効果的に,早く治す」ことを志し,新しい心理療法の世界を切り開いてきた仲間たち─白木孝二,津川秀夫,中島 央・東 豊,東京大学医学部保健学専攻森ゼミ生らが登場し,黒沢幸子もまじえて,セラピストの成長や心理療法,対人援助に関する叡智について存分に語った。この本は,その刺激に満ちた対話を余すことなくまとめたものである。心理面接のエッセンスを語る,ユーモアと真剣さに満ちた一冊。「森俊夫ブリーフセラピー文庫」第3弾,完結。
感想・レビュー・書評
-
2015年の3月に亡くなられた森俊夫先生の対談インタビューをまとめた本になります。あらゆるところに、エッセンスが散りばめられていて、読んでいるだけで視点が変わったり、リソースがムズムズしてきたりします。私は、一度しかお会い出来なかったですが、話し方がまさにブリーフ、わかりやすくて明瞭、無駄がない、しかもとてもチャーミングな笑顔をされる先生でした。対談相手はブリーフ・セラピーの黎明期を支えた先生方で、話題は濃いめ、そちらも面白いです。エリクソンアプローチな人にもおすすめな、森先生の残された言葉たちです。
遠見書房さんの紹介ページ
http://tomishobo.com/catalog/ca018.html
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示