来談者のための治療的面接とは──心理臨床の「質」と公認資格を考える

著者 :
  • 遠見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866160894

作品紹介・あらすじ

「いのち」の面接
まだ見ぬ来談者のために

この本は,臨床家 増井武士先生による渾身の1冊です。
一つに,心理臨床家として,来談者にベストを尽くすために何が必要なのかを観念的だけではなく,具体的にも考えています。もう一つは,「資格」についてです。答えが出ない心理臨床という仕事に,○×式の試験でよいのか,という疑問から,臨床家の資格について問いかけています。心理臨床の原論というべき本。
本当に来談者のために仕事をしたい方のための1冊です。
神田橋條治先生,序。

感想・レビュー・書評

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  • 読みながら連想の膨らむ本。これは心理臨床の実践に関わる本として大切なポイントだと思います。
    一方、公認心理士制度に対する漠然とした不快感のある部分をうまく言語化してくれている印象です。

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著者プロフィール

1945年生まれ。
九州大学大学院博士課程修了。
同大学教育学部助手を経て、産業医科大学医学部医学心理学教室准教授。教育学博士(九州大学)。
同大学病院精神・神経科および産業医実務研修センターを併任。

日本心理臨床学会常任理事、同学会倫理委員長、編集委員などを歴任。
日本臨床心理士会全国区代議員などを務める。

産業医科大学退職後、九州産業大学国際文化学部教授を経て、
現在、東亜大学大学院客員教授。

「2022年 『精神療法でわたしは変わった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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