がんと嘘と秘密──ゲノム医療時代のケア

  • 遠見書房
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866161471

作品紹介・あらすじ

がんの診断・治療は格段の進歩を遂げ,がんは不治の病ではなくなった。しかし,がんを患う時,人々は同時に嘘と秘密を抱えざるを得ない。患者に病名を告げることが普通になっても,再発や余命については家族によって秘密にされることもある。職場や地域ではがんであることを隠しているという患者もいる。そこで生まれた嘘や秘密が,患者と家族,医療者や支援者の苦悩を深めている。
本書は,がん医療の現場にある嘘と秘密を切り口に,がんがもたらす苦境をより深く理解し,がん治療に臨む患者と家族を支えるために何ができるかを考える。長くがん医療に携わってきた二人の医師による,より細やかなケアを実現するための試み。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 11月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003628250

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

小森康永(こもり・やすなが)
《プロローグ,第1章~第4章(訳),間奏曲,第5章,エピローグ》
岐阜大学医学部卒業 博士(医学)
現在 愛知県がんセンター精神腫瘍科部長
《主著・論文》
トータルペインを聴く 家族療法研究 36(3),234–239.2019年
ナラティブ・メディスン入門 遠見書房 2015年

「2023年 『ナラティヴと情動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小森康永の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×