世の中は奇跡であふれている 前向きになれる確率の話

著者 : 鳥越規央

• WAVE出版 (2022年3月25日発売)

作品紹介・あらすじ

★世の中の出来事を「確率」で紹介
★クイズにも使える意外な確率も!
★誰かに話したくなるこぼれ話も満載

人がこの世に生まれてくる確率を知っていますか?
その確率は0.000000000000134%。
これは想像もつかないような、奇跡的な数字です。
つまり私たちは存在しているだけで超奇跡的な存在なのです。

毎日流れてくる不安なニュースを見聞きしていると、
つい「世界は悪くなっている」と思ってしまいがち。
でも数字で見てみれば、日常に隠れた奇跡の瞬間や、
日々改善していることがたくさん見つかります。

この本では世の中のあらゆる出来事を数字で見ていきます。
ずっと不安に思っていたことが安心に変わったり、
何気なく過ごしていた日常が奇跡に思えたり、
そんな前向きになれる確率を紹介します!

数字を通してみる世界はきっと、想像していたものとは違うはず。
明日から少し前向きになれる、新しい世界の見方を教えます!

感想・レビュー・書評

[musamikaさんの感想 · 2022年7月13日]

確率の面白さという点もあるんですが

数字で見ることで

客観的になって　不安を減らすという

趣旨の本みたいです

確率の話のときに

定番で語られる　

宝くじが当たる確率


ギャンブルではなく

寄付とまで書かれている　

当たると思うなという数値でしたが

夢の値段は　プライスレス

[ゆうこさんの感想 · 2023年7月18日]

直感に頼らず、情報による思い込みをせず、確率論と統計学を使って人生を楽しく豊かにするという趣旨の本です。
ページの左側に見出しと確立とヘタウマな絵、右側には楽しく前向きになる解説が書かれています。

気になった確率は…

出現率が20回に1回のガチャを20回引いたときに、20回ともはずれてしまう確率　35.5%
　教えてくれてありがとう、と言いたいです。1回目に当たるかも…10回目に当たるかも…って葛藤する必要がなくなりました。

機内で「お客様のなかにお医者様がいらっしゃる」確率　89%
　機内でお医者さんが必要なケースって、なかなか病状が重いケースだと思う。それなのに、89%も対処できるお医者さんがいるってすごい！
　話は全く違うけれど、国際線で隣の席の人(日本人)が私と全く同じリュックを持っていたことがありました。イマイチなデザインのノーブランドのリュックで、お互い人からもらったものでした。すごい奇跡的な確率になると思います。

本がミリオンセラーを達成する確率　0.00131%
　出版数が多いのでこの数字に。この本を含めて面白い本に出会えることに感謝。

この他にも色々とあって、「そういうふうに考えたらいいのね」という楽しい解説が書かれています。

[磐城高校図書館さんの感想 · 2023年12月19日]

417-T
閲覧

[葵高校図書館さんの感想 · 2023年10月26日]

【請求記号：417　ト】

[mappyさんの感想 · 2023年9月18日]

期待していただけに残念であった。この世に生まれてくる確率など，へぇーというものがいくつかあったが後は，雑多な内容であった。

[さっくさんの感想 · 2023年7月11日]

図書館新刊コーナーより。

確率の本で易しいのってあまり出会ったことがないので興味が出た。
それと、パラパラっと見たときに「機内でお客様のなかにお医者様がいらっしゃる確率」が想像の10倍くらい上だったので、他の数字にも興味が出た。

交通事故にあう確率が10％以上だったのに驚いた。
大体9人に１人は交通事故にあっていることになる。
そんなにいるか？と思ったけれど、自分も子どものころ車にはねられたことがあったのを思い出して納得。
自分がはねられたことで、身の回りの人たちの事故遭遇確立を下げているといいのだけれど。

「6人の隔たり」説が、フェイスブック上で4.57人になるのもびっくり。
そんなにすぐつながらなくていいや、とも思うけれど、いざというときにはその人脈が役に立つのかも。立たないのかも。

同じ服を着た人に遭遇する確率は６％とのことだけど、こないだ息子の運動会で、息子の友だちのお父さんと上着がモロ被りした。出会ってしまえば100％で、やっぱり恥ずかしい。

数字を知ることで「損切り」タイミングを判断できるようになりたい。

[nijntje1192さんの感想 · 2023年6月21日]

真実からデータを導くのが確率。データから真実を導くのが統計。なるほどね。

[佐賀大学附属図書館（本館）さんの感想 · 2023年2月24日]

佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC13632322?caller=xc-search

[はしこさんの感想 · 2022年12月7日]

タイトルと目次を見ておもしろそうだと思って読んでみた。犯罪や事故の確率は意外に低いということになるほどと納得できた。テレビの報道番組の影響は大きいと改めて感じた。

[摂南大学図書館枚方分館さんの感想 · 2022年11月1日]

摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50297230

人がこの世に生まれてくる確率を知っていますか?その確率は0.000000000000134%。つまり私たちは存在しているだけで超奇跡的な存在なのです。明日から少し前向きになれる、新しい世界の見方を教えます!
(生命融合科学分野　大塚正人先生推薦）

著者プロフィール

東海大学理学部情報数理学科准教授。専門は数理統計学。2007年にスタンフォード大学のVisiting Scholar (訪問研究員) となりそこでスポーツ統計学に着手、同年アメリカ野球学会（SABR）の会員となる。セイバーメトリクスをはじめとする、スポーツ統計学に関する研究を行う。大学のゼミナールにはスポーツ統計学を志す学生が多く集う。著書に『９回裏無死１塁でバントはするな』（祥伝社新書）

「2012年 『プロ野球を統計学と客観分析で考える 　セイバーメトリクス・リポート1』 で使われていた紹介文から引用しています。」