- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866220192
感想・レビュー・書評
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7分間症候群とは?
7分間症候群は、人々が持ちうる限りの能力を発揮する機会を奪う。弊害はかすかにしか現れず、早い段階で気づくことは難しいのだが、しばらくすると影響が出始め、確実に挫折し、自信を失い、失望を招く。
7分間症候群にとらわれた人は、何をすべきかも、どうすべきかもわからなくなってしまう。
7分間症候群を患う人は、一見して特に有害とは思えないものの、決して実績につながることのない仕事や作業で日々を浪費している。
表面上は何ら差しさわりない7分間が再び過ぎていく。得るものがなく、価値あるものも生み出さない7分間だ。その日の収穫は相変わらず「ゼロ」のまま。
青いピル、赤いピルとは?
青いピルを選んで、あとは何も気にせず7分間の楽しみを味わうのもいいだろう。ただし、自分の意思で行動することも、価値あるものを獲得することもほとんどないままだ。
あるいは、今この瞬間に意識的に決断を下し、赤いピルを選んで計画を立ててみてはどうだろうか。
最高の自分らしさを出すように努める。
人生ががらっと変わる手法や戦略を学ぼうと思ったとき、もしも中身が同じなら、かたや退屈な堅物、かたやユーモア交じりのタイプという場合、どちらの指導者に魅力を感じるだろうか。
だからといって、ユーモアに磨きをかけたり、マーケティング手法に小道具を取り入れたりする必要はない。それよりも、あるがままの自分を受け入れ、最高の自分らしさが出せるよう努めるべきである。
生産性を維持するための習慣づくり
最重要視しているプロジェクトが十分に動き出し、まもなく、あるいは将来的にアセットを生み出してくれるとわかるまでは、それに専念する。
ビジネスで生き残っていくためには、基盤となるアセットが必要だ。
・毎日のルーティンを確立する:自分の時間とエネルギーを、やるべき仕事のなかで最も重要ものに集中的に振り分け、優先するということである。
・小休止を挟む:大事なのは頭を休ませ、楽しいひとときを過ごし、仕事に戻ることである。
・その分野の成功者を見習う詳細をみるコメント0件をすべて表示