日本人はもっと幸せになっていいはずだ

著者 :
  • サイゾー
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本棚登録 : 43
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866251424

作品紹介・あらすじ

日本を憂う最強・最後の論客、前田日明降臨!!!
日本が抱える数々の問題、尖閣、竹島、コロナ、南海トラフなどを鋭い舌鋒で快刀乱麻!

本書は前田日明の憤りのすべてが詰まった問題の書だ。
日本はいま多くの問題と矛盾を抱えている。
コロナ、尖閣、竹島、南海トラフ、国防など喫緊の課題が山積みだ。
ところが、日本のトップたちはそれらの問題解決に向けてなに一つ動こうとはしていな
い。国民の疑問に答える気配もない。
国民は皆、憤っている。
「中国に対して、尖閣は日本の領土だとなぜ言えないのか!」
「韓国に対して、竹島は日本の島だとなぜ言わないのか!」
「世界第3位の経済大国日本なのに、なぜ、まともな休業補償ができないのか!」
「今年、地震が多発しているのになぜ、南海トラフ地震対策を進めないのか!」
 日本のトップたちはこういった国民の声を平気で無視する。
 その一方で外国からの無理難題には譲歩を繰り返して国益を損なうことばかりしている。
 前田日明は言う。
「『いいから我慢しろ!』国から伝えられるメッセージはこればかりだ。こんなことを続けていたら10年もしないうちに日本という国がなくなってしまうかもしれない。実際、南海トラフ地震がいま来たら太平洋沿岸は壊滅だ。なぜ、壊滅なのかといえば、地震対策がほとんど進んでいないからだ。南海トラフ地震は2000年代の初めにはもう問題視されていた。なのに、基本対策のレベル1すら終わっていない。34メートルの津波が来ることがわかっているのになぜ20年以上も放ったらかしだったんだ!」
 本書は国民の怒りを前田が代弁した問題提起の書であり、一刻も早く日本国民が自国防衛に立ち上がるための啓蒙の書である。

感想・レビュー・書評

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  • 前から前田日明さんのYouTubeを見ていて、話す内容に共感を感じていたので購入。本書は、前田さんが近代日本史の裏側を忖度なしで語りつくした作品であり、尖閣・竹島問題や、憲法第九条問題を中心に日本人のリーダー(主に政治家)に警鐘を鳴らす一冊となっている。特に、今後いつ起きてもおかしくない南海トラフ地震については、ページを割いて詳細に語られる、藤井聡さんとの(地震についての)対談は非常に興味深かった。今の日本の在り方に疑問を持っている人に読んでもらいたい。

  • 格闘王前田日明による、
    日本政治家、官僚への慟哭。
    後半の上島嘉郎氏との対談がとても良いです。
    上島氏へ質問を投げかける
    前田の姿勢がとても素直で愚直。
    リングスネットワークで様々な世界を見てきたから
    こその書籍です。
    あまり報道されなかったが
    安倍晋三のアメリカ議会でのスピーチが
    全文収録されている。
    YouTubeもセットで見ることを
    オススメします。

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著者プロフィール

1959年大阪府生まれ。幼少期より、少林寺拳法や空手を習う。1977年に新日本プロレスに入団。その体格と格闘センスの高さから将来を嘱望され、移籍した第一次UWFに至るまであらゆるリングで伝説の戦いを繰り広げた。
新日本プロレスに復帰後はアンドレ・ザ・ジャイアントらと名勝負を行い、「新格闘王」と呼ばれる。
第二次UWFを旗揚げすると、社化現象とまで言われるほどのUWFムーブメントを巻き起こす。UWF解散後は総合格闘技団体RINGSを創設し、総合格闘技ブームを牽引。
引退後はRINGSのみならず、HERO'Sスーパーバイザーを務め、現在はThe Outsiderをプロデュースしている。
読書家、刀剣鑑定家、骨董収集家としての側面も持ち、知識も豊富である。著書には「格闘王への挑戦」(講談社)、「無冠」(集英社)などがある。

「2021年 『日本人はもっと幸せになっていいはずだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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