超・達成思考

著者 :
  • アチーブメント出版
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866430638

感想・レビュー・書評

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  • 〝ヘンテコな黒いやつ〟が色々アドバイスをしてくれるので、最後までとても和やかに読めました。
    具体的な思考を固め、実践まで導いてくれるので
    毎日の行動チェックリストを作って3日坊主にならないよう頑張りたいと思います。
    万人に薦めたい1冊です。

  • 『超・達成思考』要約

    能力開発トレーナーとして40万人以上に「成功哲学」を指導してきた青木仁志氏が著者である本書では、
    選択を変えることによって、自分の夢や願望を実現する目標達成する方法をたくさん提案していきます。

    本書によると、
    思い描いたことを次々に実現させていく人とそうでない人の違いは、才能でも家柄でも運でもなく、「考え方」であるそうです。
    そんな「考え方」について、本書では一つ一つ丁寧に書かれています。
    その中でも、特に僕が大事だと感じた点をいくつか取り上げてまとめさせていただきます。

    ■燃えるような願望
    本書では、「達成力」を思考を現実化させる力と定義しています。
    だからこそ、まずは、なんとしてもそれを達成したいという燃えるような願望を明確にすることが、達成のスタートラインです。

    ■5つの基本的欲求
    著者が社長を務めるアチーブメント 株式会社では、選択理論心理学に基づいた目標達成の技術を応用し、人材教育を行っているが、
    その選択理論心理学では、人間には遺伝子レベルで定められているその人ごとに強さの違う5つの基本的欲求があると考えられている。
    また、人生の目的とは幸せになることであり、「幸せ」とは、5つの基本的欲求が満たされている状態であると考えられている。
    よって、自らの願望を明確にする上で、5つの基本的欲求の強さ、効果的な満たし方を理解することが大切である。
    〈5つの基本的欲求詳細〉
    ・生存の欲求:健康や身の安全、長生きの願い、病気をしたくないといった身体に関する欲求
    ・家族・友人・会社などに所属し、愛し愛される人間関係を保ちたいという欲求
    ・力の欲求:何事かを成し遂げることにより、自分が価値あるものであることを確認したい欲求
    ・自由の欲求:束縛から離れ、自立したいという欲求
    ・楽しみの欲求:興味・関心・知的好奇心といったものに関する欲求

    ■価値観の肯定的変化
    人間は考える生き物です。考えるとは、事実ではなく解釈の世界です。
    解釈力を高めることが成果をあげる能力に繋がります。
    自分ではなく、相手中心となり、相手の望みをかなえることを自分の望みとするのが、超達成する人の心の持ちようだそうです。
    ただし、「相手のため」という気持ちが強くなり、自分が負けることで相手を勝たせるというLose-Winの関係性では本当の成功者になれない。
    WIn-WInの関係とすることが大切。
    その上で、自分が損する、相手は得をするといった損得勘定だけで動くのではなく、相手が何を求めているのか、そのために自分にできることは何かを考え、行動できる人が他人の力を借りることができ、結果として超達成力を身につけることができます。

    ■超達成する人の共通点
    ①まず「目指す成果は何か?」という定義を持っている。
    →願望の明確化(目的/目標を決める)
    ②何をすればその成果が手に入るのかという方法論を持っている。
    →自ら思考し、計画にまで落とし込むことが大切
    ③目標から目を逸らした時に、ゴールが遠く離れていくことを知っている。
    →「今していることは目標達成に役立っているか?」を自らに問い続ける習慣がある。
    ④何事も「何を、いつまでにするか」を明らかにしている。
    →未来から逆算し、具体的期限を決めることが必要。
    ⑤目標を達成可能な領域に設定する。
    →その目標が自分の願望から来ていて、自分の意思と能力でやり遂げることができるものかを見極めて、設定する。

    ■セルフカウンセリング
    自分中心ではなく、原理原則を中心に行動をするために行うセルフカウンセリングというものがあります。
    これを毎日行えば、「ああしたい」「こうしたい」と考えていることと、日々の行動とのブレ幅がなくなっていきます。
    主語を変えて考えると、その人の視点に立つこともできる。

    ①私は何を求めているのか?
    ②そのために「今」何をしているか?
    ③その行動は私の求めているものを手に入れるのに効果的か?
    ④もっと良い方法を考え出し、実行に写してみよう

    ■口癖
    成功者は誠意を示す言葉、他人の労をねぎらう言葉を口癖にしています。
    人生はその人の言葉で作られている。肯定的な言葉を使いましょう。
    なぜなら、意思決定の源は価値観だからです。価値観が信念になり、新年が行動を生み出し、行動が人生を決定します。



    【感想】
    「人はいつからでもどこまででも良くなれる」
    これはアチーブメント 株式会社の青木社長が大切にされている言葉ですが、『超・達成思考』を読んで、この言葉をより深く理解できました。
    思い描いたことを次々に実現させていく人とそうでない人の考え方の違いは明確に存在する。
    しかし、それは、この考え方を知っているか知らないかの違いが大きいのではないだろうか。
    有益な情報を知らないばかりに、人生を棒に降ってしまうような、人がいることは本当に悲しいことだと思う。
    だからこそ、この情報をより多くの人に届けたいし、
    「一人一人が自分なりの生きる意味を持ち、心の底から笑顔で暮らせる社会」の実現に貢献したいと改めて思った。

  • 要約すると、自分自身が行動すれば幸せな未来が待っているということ。

  • そんな上から目線でもなく、誰かのエピソードとかばかりでもなく、読みやすかった。こういう本にありがちな極端なことも言ってない。純粋に参考になった。

  • 書いてあることを全部理解しようとしたら人生経験がもっと必要なんだろうなと思うような文章でした。抽象的なんだけど、きっとわかる人にはわかるんやろうなぁ…と。
    とりあえず今の私が理解できるところをしっかり読んでいきました。

    私がこの本を読んで、一番大切にしたいと思ったことは、
    「愛・誠実・感謝」を軸に人生を生きるということ。
    きっとこれを心に留めて日々生きていくと、道を外れないと思うし、何十年後には今よりもっともっと素敵な、尊敬される人になれる気がします。

    また人生経験を積んで読み返してみようと思います。
    素敵な本を読めて感謝です。

  • <まとめ>と<自分がやること>
    ★成功する人としない人を開けるものは、素質や才能ではない。
    →「時間とお金の使い方」である。
    ★思考と行動を一致させるのが大切
    ★口癖をプラス思考に持っていく
    →「感謝します」「ありがとうございます」などの肯定的な言葉を使っていくようにする。
    ※マスコットキャラクターの「ぺったん」がめちゃくちゃかわいい

  • 鳥のキャラがかわいい。鳥のキャラの挿絵で本文の大事な所を再度頭に入れることができる。
    思考と行動は車の前輪であり、願望は車のハンドルである、という例えがすごく腑に落ちる。願望ハンドルが無ければ事故してしまう。自分の失敗を自分で責め過ぎていないか?無理していないか?心当たりがあれば、願望ハンドルを失って車をコントロールできなくなり、壁にこすってばっかりの状態なのかなと思う。

  • 人生の目的を明確にして、考える時間を作り目標に向かって行動する。考え方を変えれば行動が変わり、成功を手に入れることができると解かれた一冊。人生の方程式が府に落ちた。自分に出来ることをまずは3日続けて自信をつけていき、自分への信頼を築くようにする。

  • 読んでみた感想3点
    ・目標を立てるときは具体的な数字で表す
    ・目標と行動を考える
    ・目先の目標から慣れてきたら1ヶ月、1年後と伸ばしていく

  • 全ては自己管理。
    私自信が、私の周りのみんなが成功するためには私が成功しなければならない、私が幸せにならなければいけない。
    そのために私は今何ができて何をすべきなのか。
    改めて考えるきっかけになった。
    周りの状況、予想していたことが全てひっくり返った今だからこそチャンスに変えて。

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著者プロフィール

青木仁志(あおき・さとし)
北海道函館市生まれ。若くしてプロセールスの世界で腕を磨き、トップセールス、トップマネジャーとして数々の賞を受賞。その後に能力開発トレーニング会社を経て、1987年、32歳で選択理論心理学を基礎理論としたアチーブメント株式会社を設立。会社設立以来、延べ46万名以上の人財育成と、5,000名を超える中小企業経営者教育に従事している。自ら講師を務めた公開講座『頂点への道』講座スタンダードコースは28年間で毎月連続700回開催達成。同社は、Great Place To Work®Institute Japanが主催する「働きがいのある会社」ランキングにて8年連続ベストカンパニーに選出(2016‒2023年度、従業員100‒999人部門)され、また、日本経済新聞による『就職希望企業ランキング』では、社員数300名以下の中小企業にて最高位(2014年卒対象就職希望企業ランキング第93位)を獲得。著書は、40万部のベストセラーとなった「一生折れない自信のつくり方」シリーズなど累計64冊。

「2023年 『一生折れない自信のつくり方 実践編[文庫版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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