サブカル仏教学序説

著者 :
  • ノンブル社
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866440309

作品紹介・あらすじ

仏教の新しい見方がここに誕生——娯楽映画、テレビドラマ、アニメ作品などのサブカルチャーに仏教、インド思想をあぶりだす全く新しい「サブカル仏教学」
妖怪人間ベムは渡らずに渡らす菩薩だった? 刑事ドラマ『相棒』がバガヴァッド・ギーターの流れを汲み、『踊る大捜査線』の根底に共生運動と同質の行動原理を喝破する著者。さらにブッダと弟子たちの物語をももクロの活躍にリンクさせ、『過保護のカホコ』さんに法華経の常不軽菩薩を重ねていく、これは正に仏教とサブカルチャーのクロスオーバー

感想・レビュー・書評

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  • 『サブカル仏教学序説』
    仏教がサブカルに与えた影響を捉え、サブカルの中に現代における仏教思想の経典としての可能性を見出す「サブカル仏教学」素晴らしい思索と実践です。
    好きな作品が扱ってある章から読んでいくのがオススメですね。恩田すみれファンの僕は第2章から読んでます。
    踊る大捜査線という"乗り物"を通して『ギーター』の義務の遂行という倫理思想に出会えました。

    #読了 #君羅文庫

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著者プロフィール



1969年長崎市生まれ。1993年東洋大学文学部印度哲学科卒業、1999年東洋大学大学院文学研究科仏教学専攻博士後期課程単位修得退学、2004年博士(文学)


現在:実践女子大学短期大学部講師、沖縄国際大学沖縄法政研究所客員研究員


専攻:インド哲学・仏教学、現代若者論


著書:『インド実在論思想の研究―プラシャスタパーダの体系』ノンブル社・2008年、『絶対弱者』長崎出版・2007年(共著)

「2022年 『サブカル仏教学序説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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