- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866471389
作品紹介・あらすじ
「私たち、親に捨てられちゃったけど、結構楽しく暮らしてます。」
電子書籍サイト「ebookjapan」で大好評連載中。
三姉妹の軽やかな生活を描いた、町田メロメ初の長期連載作品が単行本化!
◆オール2色!
流されやすい長女・すみ、自由気ままな次女・とら、優等生だが謎多き三女・ふじの折原三姉妹。決して完璧な3人じゃないけど、私たちには私たちのリズムがある。
ワルツのように軽やかに、日々の暮らしはこんなにも、強く、楽しく、愛おしい。
感想・レビュー・書評
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ウイさんが紹介してたバターサンドのはなし(p.87)が好きで買っちゃった。
マルセイのバターサンドを食べる時の幸せさたるや。。
とらちゃんとふじちゃんが宇宙に行ってる比喩の分かりみが深い。。
バターサンド食べてなくても、これ読んでその時の幸せ味わえた。
(いい意味で飯テロ感なし)
恋愛要素0なのが、個人的にとても読みやすかった。
3人のキャラがいやされる。
もし、実写化するなら・・・
すみちゃんは綾瀬はるか(or満島ひかり)、とらちゃんは安藤サクラのイメージ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母が亡くなった後、「世界中を旅する」と言った父に捨てられた折原家三姉妹。自立した彼女たちのワルツのように軽やかな日々を描いた日常マンガ。二色刷りがレトロで素敵。そこにセリフの小気味よさが三色目として彩りを加えている。
いちご大福を食べる時に「大福の中にいちごを…?君は出来るか?私には出来ない」は笑った。ワードセンスが好き。1話10ページほどで生活の一部を切り取っているんだけど、日常に潜むファンタジーの横顔を見つけてくすっと笑える作品。マルセイバターサンド回も大好き。あれは強い(笑)
エアークラリネットのシーンや、ホルストの木星を聴きながらステーキを食べるシーンも好き。コマの間の取り方とか、ファンタジーと融合させたりだとか、マンガの表現力の高さを感じる。あふれ出る生活感の中にある「人生を楽しむ」ことを教えてくれる一冊。ラストはまさかの波乱の予感で終わっていて、続きが気になる! -
よかった
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おもろいし、うまいし、アラサー生きにくさTwitterノリも許せるし、うまいんだけど、おれが読むマンガではない。ものすごい税金対策とかふるさと納税制度使いこなせてそう。
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今日の愛のど真ん中は何にしよう
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軽やかで踊るような日常のお話。ふじちゃんかわいい。
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母と死別、父に捨て去られる…という悲しい過去があるにもかかわらず、生き生きと自分らしく生きる三姉妹の様子に元気づけられる作品。
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絵は上手いし、語り口も良いのだが、なぜか読んでノリ切れない。高野文子を表面的にフォローしたら、こんな作品になりそうだ。洒落た会話とエピソードを演出して上手く繋げているだけで、それ以上のプラスアルファがない。日常の中に垣間見る非凡なハッとするシーンを捉えようとして十分に果たせず、結局は凡庸な生活描写に戻ってゆくシーケンスの繰り返しであり、刺さろうとして刺さらないような作品。