ピンク・フロイド VS キング・クリムゾン プログレ究極対決 ――ロックの未来を変えた2大バンドの両極

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866471716

作品紹介・あらすじ

世界初の徹底比較分析論。
ロックのアーキタイプ(元型)を、
究極まで突き進んだ無双2大バンドの対立項から探る!

ロックの果てに何があったのか?
永久不滅のレガシィは、「コンセプト」と「美学」の両極にあり!

プログレッシブ・ロックを論じた書物は世界中に山ほどあるが、その頂点に立つピンク・フロイドとキング・クリムゾンがあらゆる面で両極端に振りきれていることは、まったく見過ごされてきた。この「両極」の振れ幅の中にロックの全てがあると言ってもよい。

●こんな方に読んで欲しい!
・プログレについて熱く、深く、語りたい
・ますます再発や活動が活発な両バンドを新しい視点で聴きたい
・自分でも独創的な音楽を創ってみたい

●パラパラとでも立ち読みして欲しい
・いま、なぜ「プログ」「プログレ」を聴くべきなの?
・両バンドの何が凄いのかわからない
・キング・クリムゾンは敷居が高くて敬遠してきた


<おもな目次>
はじめに 21世紀に復権する「プログレDNA」の美学と方法論

第1章 誰も語らなかった「2大バンドの両極性」 

第2章 シド・バレットの幻影と闘いつづけたピンク・フロイド

第3章 半世紀以上も「輪廻転生」を繰り返したキング・クリムゾン

第4章 「大いなる両極」、比較論から見えてくる驚異の本質
 [1]影響力
 [2]パフォーマンス特性
 [3]詩的表現特性
 [4]ボーカル特性
 [5]レコーディング特性 
 [6]ライブ特性
 [7]フォーメーションの変遷と求心力
 [8]究極の体験ストーリー

第5章 プログレ好き日本人に捧げる究極討論!!《大鷹俊一×高見展×茂木信介》

第6章 厳選10枚対決! ディスコグラフィー徹底比較

第7章 共通する永遠不滅の5大レガシィ
 ①現代文明が産み落とした狂気や苦悩を抉り出す洞察力、そして批評力
 ②変幻自在にして緻密な構成力、そして壮大なストーリーテリングの力
 ③ポップ・ミュージックの束縛を解き放った、貪欲な音楽アイデア
 ④絶対的なサウンドスケープを生み出す、とてつもない表現衝動と妄執
 ⑤周囲の評価や批判に右往左往しない強靭なメンタリティ

第8章 「プログレDNA」の果てしなき冒険

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  • プログレッシブロックの代表かつ対局であるピンクフロイドとキングクリムゾンを比較しながら、プログレッシブロックの輪郭を見せてくれる本。

  • ピンク・フロイド VS キング・クリムゾン――プログレ究極対決 ――ロックの未来を変えた2大バンドの両極
    著者:大鷹俊一+高見 展+茂木信介
    ISBN 9784866471716
    定価:2,200円(本体価格)
    発売年月 2022年5月
    版型 A5
    ページ数 272 製本 並製

    ◆世界初の徹底比較分析論。
     ロックのアーキタイプ(元型)を、究極まで突き進んだ無双2大バンドの対立項から探る! ロックの果てに何があったのか? 永久不滅のレガシィは、「コンセプト」と「美学」の両極にあり!
     プログレッシブ・ロックを論じた書物は世界中に山ほどあるが、その頂点に立つピンク・フロイドとキング・クリムゾンがあらゆる面で両極端に振りきれていることは、まったく見過ごされてきた。この「両極」の振れ幅の中にロックの全てがあると言ってもよい。

    ●こんな方に読んで欲しい!
    ・プログレについて熱く、深く、語りたい
    ・ますます再発や活動が活発な両バンドを新しい視点で聴きたい
    ・自分でも独創的な音楽を創ってみたい

    ●パラパラとでも立ち読みして欲しい
    ・いま、なぜ「プログ」「プログレ」を聴くべきなの?
    ・両バンドの何が凄いのかわからない
    ・キング・クリムゾンは敷居が高くて敬遠してきた
    https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK323


    【目次】
    はじめに 21世紀に復権する「プログレDNA」の美学と方法論

    第1章 誰も語らなかった「2大バンドの両極性」

    第2章 シド・バレットの幻影と闘いつづけたピンク・フロイド

    第3章 半世紀以上も「輪廻転生」を繰り返したキング・クリムゾン

    第4章 「大いなる両極」、比較論から見えてくる驚異の本質
    [1]影響力
    [2]パフォーマンス特性
    [3]詩的表現特性
    [4]ボーカル特性
    [5]レコーディング特性
    [6]ライブ特性
    [7]フォーメーションの変遷と求心力
    [8]究極の体験ストーリー

    第5章 プログレ好き日本人に捧げる究極討論!!《大鷹俊一×高見展×茂木信介》

    第6章 厳選10枚対決! ディスコグラフィー徹底比較

    第7章 共通する永遠不滅の5大レガシィ
    1現代文明が産み落とした狂気や苦悩を抉り出す洞察力、そして批評力
    2変幻自在にして緻密な構成力、そして壮大なストーリーテリングの力
    3ポップ・ミュージックの束縛を解き放った、貪欲な音楽アイデア
    4絶対的なサウンドスケープを生み出す、とてつもない表現衝動と妄執
    5周囲の評価や批判に右往左往しない強靭なメンタリティ

    第8章 「プログレDNA」の果てしなき冒険

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著者プロフィール

音楽評論家。北海道生まれ。ニューミュージック・マガジン社に勤務後、フリーで執筆活動。ザ・ビートルズを始めロック全般、パンク/ニュー・ウェーヴ以降を中心に専門誌など各種媒体に書き続けている。主な著作は『レコード・コレクター紳士録』(ミュージック・マガジン)、『ブリティッシュ・ロックの名盤100』(リットーミュージック)、『ビートルズの時代』(シンコーミュージック)など。今回は、クリムゾン18年の来日時にビル・リーフリンのインタビューを取れたことが本当に良かったと思い返され、あのときの彼のクールな佇まいが今でも忘れられない。

「2022年 『ピンク・フロイド VS キング・クリムゾン プログレ究極対決 ――ロックの未来を変えた2大バンドの両極』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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