『大学生の那由は、高校生のヤンチャしてた頃に 更生の手助けをしてくれた警官・四ツ谷に片思いをしていた。
常々告白の機会をうかがっていたが、勇気が出ず 諦めかけていた時、何と大学で彼の息子・浬と友人になる。
チャンス到来! と思いきや、知り合って以降、浬の挙動が怪しくて 一抹の不安を覚えた那由は——? 』
@アマゾン内容紹介引用
高城リョウせんせは、お米ちゃんとかキレパパとか当時大好きだったので、懐かし~~と思って購入。
相変わらずのコメディ感でホッとしたw
当時の記憶で止まっているから、絵もめちゃめちゃ上手くなってて、たまに先生っぽい絵柄が垣間見えて「コレコレ!」ってなってた(笑)
内容は、とにかくひたすら怖かった。
タイトル通りだった。ほんと怖い。
片思いをしていた警官の息子と浬と、見た目が怖い系元ヤンキー那由のカップリングなんだけど、浬のストーカー具合が怖くて仕方がない。
いや、ストーカーを通り越しているから、ストーカーとはちょっと違う気がする。でもこんな人をなんてカテゴリしたらいいかわからない。ホラーなストーカーってなんて略す?
ヤンデレ?ヤンデレとはまたちょっと違う気がうする。
とにかく怖すぎて、どうやったら那由が浬を好きになるかが全く分からなくてね。
高城先生というフィルターをかけてもどうしてもBLを読んでいるという感覚になれず困った・・・w
っていうのが一巻の感想。
それでこれ前後編の全二巻でね。
一巻で無事情事までたどり着いてBLということを思い出させてもらったんだけど、まだ那由君は付き合ってないと言っていたのに、二巻の途中からいつの間にか付き合っててね。
あれ?いつこの二人付き合うってなったんだっけ?とちょっとよくわからない感じになったんだけど、これは私がホラー感にびびってついていけてないだけかもしれない。
あと、浬大好きブラコン弟というスパイスが出てきて、こんな恐怖しかない浬だったけどおかげで那由とハッピーエンドで大団円良かったね!!!
って感じでした。
読み終わっても、あんまりBL読んだ感じがしなくていろんな意味で笑ったわw