薬草茶を作ります ~お腹がすいたらスープもどうぞ~ 2 (アリアンローズ)

著者 :
  • フロンティアワークス
2.67
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866573342

作品紹介・あらすじ

薬草茶のお店を営むレイゼルは、村の仲間たちと共にのどかで平和な毎日を送っていた。
そんなある日、些細な出来事からシェントロッドにレイの正体がレイゼルであることがばれてしまう。
“なぜ俺に秘密にしていたのだろう。何か深い理由があるのでは?”シェントロッドの憶測は妙な方向へ進んでいく。
すれ違う二人の思惑に、これまで店主とお客さんだっただけの関係も少しずつ変化していき……?
薬草茶屋さんによる、のんびりカントリーライフ・第2巻、ここに登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 薬草茶のお店を営む虚弱体質のレイゼルは、村の仲間達とのどかで平和な日々を過ごしていた(過保護にされながら)。
    ある日、レイゼルがかつて男の子のフリをして王都で学んでいたレイであったことが、隠していた警備隊長のシェントロッドにバレてしまう。秘密にされていたことに深い事情があると思ったシェントロッドは、気付いたことにレイゼルが気付かないように知らないフリをする。
    共に時間を過ごすことを重ねる中で、2人の関係もだんだん変わっていってる感じ。一定の距離を持ってたのに親しくなってる感出てきた。優しい感じだよね。村の人たちも、始めはシェントロッドに対して警戒心もあったのに、今では2人を生暖かく見守ってたりして、読んでる側もニヤニヤしちゃう。

  • 体が弱いのに無理しがちなレイゼル。薬草茶を頼りにしながらも、隊長さんを始めとした周りの人が心配しているのが伝わってくるのがなんだか嬉しい。レイゼルの秘密を知った隊長さんが、レイゼルを責めるのではなく理由を知ろうとするのも。色々とトラブルは起きるけれど、薬草茶やスープを囲んだ生活を見て、穏やかな気持ちになれる話だった。

  • 1巻に続き、淡々と進んでいくなあという感じ。

    ヒーローに対する誤解が解け、少しずつ無自覚に心を寄せ始めるヒロインと、ヒロインに対して特別な感情を覚え始めるもわかっていないヒーロー……という組み合わせなので、恋愛成分は未だ皆無。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ、千葉県在住。2012年『王子さまの守り人(まもりびと)(旧題:離宮の乳母さま)』で出版デビュー、WEBでも活動中。手動式コーヒーミルで豆を挽くのが癒し。

「2020年 『猫の手でもよろしければ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遊森謡子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×