30代を無駄に生きるな

著者 :
  • きずな出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866630939

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  • 【この作品を短文で】
    人生の一番大切な時期を惰性で生きるな!人生の目標とGAP、ToDoを今一度考えてみよう!


    【感想】
    「30代をどう生きよう」と日々考えている自分にとって、驚くくらいニーズがマッチしている本なので即購入・読破しました。
    やはり日々惰性で生きるのではなく、何か目的を持って生きた方が、毎日にメリハリが出て良いですよね♪
    このような、いわゆる「自己啓発関連の本」って批判も多いですが、個人的には読んでいてメンタル面でのデトックス効果があり、またこれからのモチベーションも上がるので大好きです。
    やっぱり、万事何をするにしても、モチベーションって必要不可欠なモノだと個人的に思います。

    少し話がそれちゃいましたが・・・
    本書のテーマはズバリ題名の通り「30代をどのように生きるか?」という事に終始します。
    仕事においてもお金においても脂の乗った時期であり、また何かを行うにあたり最終リミットとなるこの30代を、如何に真剣に取り組むべきか。
    人生において重要かつ貴重な時期であり、また10年間という限られた時間ですので、本当に惰性で生きないようにしなくちゃいけませんよね。

    このテの本に絶対に出てくるテーマとして、「副業」というワードが挙げられますが、個人的になかなかトライできない現状があります。
    収入を今の給料1本に絞るのではなく、将来も見据えてマルチな収入源を持つことが大切という事は、非常に納得できますし、読むたびに「何かしないとな~」考えるのですが、「何を副業にするのか?」といった事で停滞し、またリスクや手間などデメリット面ばかり頭で考えてしまい、結果何にもチャレンジせずについつい先延ばしになってるんですよね・・・・
    腰が重いのは自分の良くない点なので、「まずはやってみる精神」で、一度何か副業にチャレンジしてみようかな!!

    自分について色々と考え、「人生の時間割」を作成してみるのは面白そうですね♪
    非常にモチベーションの上がる1冊でした!


    【印象フレーズとアクションプランBEST3】
    ・30代を惰性ではなく計画的に過ごす。
    ⇒ここから先の人生の「時間割」を決め、それに沿ったToDoを日々取り組む!

    ・良いメンターを持て。
    ⇒仕事、プライベート、お金、趣味それぞれの分野で良いメンターを見つける!

    ・一会全力(いちえぜんりょく)
    ⇒結果を考えすぎず、自分が取り組むことに対して、1つ1つ全力で取り組む!
    ⇒「For you精神」を大切に!!


    【内容まとめ】
    0.人生の9割が決まるこの10年をどう生きるか?
    →人生の一番大切な時期を惰性で生きるな!

    「人はいつでも変われる」「人生はいつからでもやり直せる」「あなたはあなたのままでいい」
    そんな甘い言葉でホッと胸を撫で下ろしていないか?
    将来を見据え、このまま進んでいいのかの判断を、改めて自分に問うてほしい。

    1.まずは、「今あなたが立っている場所」を明確にすること!
    自分の棚卸しをしよう!!目的地は大切だが、そもそも「現在地」がわからなければそこに辿り着くルートは探せない。
    →何が好きで何が嫌いか?
    →何が得意で何が不得意か?
    →今後やりたいこと、やりたくないことは何?
    →人生のゴールは?
    →大切にしたいことは何なのか、手放したいものは何なのか?
    →何を幸せに感じ、何に不満を感じているのか?

    「自分は何者なのか?」
    今一度、自分自身で把握しよう。

    2.「信頼残高」という無限の宝を手に入れよう
    30代は「お金持ち」ではなく「人持ち」を目指すべき。人持ちとは、「人からの信頼持ち」という意味だ。
    肩書やお金の額ではなく、ありのままのあなた自身を信頼してくれる人を増やそう!

    信頼持ちを目指すには、まずは自分から心を開くことが大前提にある。

    3.成長するためには、自分が負けている相手から学ぶことが大切!!
    負けたら悔しいし、粗探しもしたくなる。だけど、それをしていたら負けたままだ。
    その気持ちをグっと抑えて、学びを取り入れる事が出来る様になったとき、やがて勝てるようになる!!

    →「なぜ負けているのか」を追求するクセをつけよう!!
    →あなたが「負けたくない」と思っている人は、間違いなくあなたの成功へのキーマンだ。

    4.親しき仲だからこそ礼儀を重んじよ。
    家族、親戚、親友だからといって礼を重んじなければ必ずトラブルが生じる。
    昔からの付き合いではあるが、双方とも昔のままではないからだ。
    これからも長い付き合いをしたいと思う人であれば、尚更相手の価値観も尊重すること!

    →大切なものをとことん大切にしよう!!

    5.良いメンターを持て。
    メンターとは、先あなたが尊敬し、こんなふうになりたいと思う人。人生における師であり、あなたの人生のナビゲーターの役割をしてくれる人のことである。
    →メンターは、一分野につき1人選ぶと良い。
    誰にでも得意分野があるように、メンターにも得意分野がある。ビジネス、生き方、トーク、趣味、勉強など、様々な分野ごとに選ぶと良い。

    6.起業・副業を始めよう。
    自分が稼げるツールは何個でも持つべきだ。
    まずは本業と副業のダブルワークから始めよう。

    7.とにかく「共感力」を磨く事に集中せよ。
    人はとにかく共感してほしい生き物だ。今こうしてSNSが大流行しているのも、共感を渇望している人の数の多さの表れだろう。
    裏を返せば、それだけ「自己肯定感」という幸せのメモリが足りていない人が多いともいえる。
    人は相手が否定せず笑顔でいてくれると、自己肯定感が上がるものだ。
    →相手にイイ印象を与えたいと思うなら、まずは笑顔で頷くことだ。

    8.30代を惰性ではなく計画的に過ごす。
    →30代の時間割をつくろう。時間は、すべての人が平等に持っている唯一の資源だ。
    →ぼんやり頭の中で思いを巡らすだけではなく、40歳までの「30代の時間割」を作ってみよう!

    可能なら、趣味は未来の自分への投資につながるものであるべきだ。自分にとって確実にプラスになる有意義な趣味を持てたら幸せである。

    9.一会全力(いちえぜんりょく)
    出会った人に、自分の中で最大限なにができるかと考えて動くという意味。
    数多くの人と出会う中で、「借り」よりも「貸し」の数が多い方が、確実に自分自身が胸を張って自由に生きることができる。

    →出会う人に「For you精神」を。
    自分のためだったら途中でやめてしまうことも、大切な誰かのためとなると、いとも簡単に成し遂げてしまうこともある。



    【引用】
    30代を無駄に生きるな



    第1章「30代で身につけておくべき考え方、捨てるべき考え方」
    第2章「30代で身につけておくべき人間関係力」
    第3章「30代で身につけておくべき仕事力」
    第4章「30代で身につけておくべき人に好かれる力」
    第5章「30代で身につけておくべき習慣力」
    終章「30代をどう生きるか」


    p4★
    人生の9割が決まるこの10年をどう生きるか?
    人生の一番大切な時期を惰性で生きるな!

    「人はいつでも変われる」
    「人生はいつからでもやり直せる」
    「あなたはあなたのままでいい」
    そんな甘い言葉でホッと胸を撫で下ろしていないか?
    将来を見据え、このまま進んでいいのかの判断を、改めて自分に問うてほしい。


    p11
    捨てるものは惜しみなく捨て、未来へ向かう準備を整えることを求められる。
    しっかりと立ち止まって自分と向き合って考えているか?


    p29★
    ・まずは、「今あなたが立っている場所」を明確にすること!
    目的地は大切だが、そもそも「現在地」がわからなければそこに辿り着くルートは探せない。
    あなた自身が俯瞰して自分の立ち位置を知る以外に方法はないのだ。

    「自分は何者なのか?」
    今一度、自分自身で把握しよう。


    p32★
    ・自分の棚卸しをしよう
    (メモの魔力いいかも)
    →何が好きで何が嫌いか?
    →何が得意で何が不得意か?
    →今後やりたいこと、やりたくないことは何?
    →人生のゴールは?
    →大切にしたいことは何なのか、手放したいものは何なのか?
    →何を幸せに感じ、何に不満を感じているのか?


    p38
    ・「信頼残高」という無限の宝を手に入れよう
    30代は「お金持ち」ではなく「人持ち」を目指すべき。人持ちとは、「人からの信頼持ち」という意味だ。
    肩書やお金の額ではなく、ありのままのあなた自身を信頼してくれる人を増やそう!
    まずは自身の足腰の筋力と、今いる場所の足元を固めることが先決である。


    p42
    信頼持ちを目指すには、まずは自分から心を開くことが大前提にある。
    そのためには、自分がどんな人間なのかを相手に伝え、知ってもらうことだ。


    p54★
    ・そもそも社会とは、矛盾だらけの世界である。
    腑に落ちないことがある。
    正しいことを正しいと認めてもらえない。
    やりたいことを思い切りやることができない。
    努力に結果が伴わない。
    そういうものだと割り切り、甘えを捨てる必要がある。


    p60★
    ・「世間に流されない自分」を作る二つの視点

    1.もし自分がその立場だったら、どう振る舞うか?
    2.自分がその人の身近の立場だったら、どう振る舞うか?

    この視点から思い浮かぶ思考こそあなたならではの意見であり、その意見があなたというキャラクターを確立する!


    p68★
    ・成長するためには、自分が負けている相手から学ぶことが大切!!
    負けたら悔しいよな。粗探しもしたくなるだろう。
    だけど、それをしていたら負けたままだ。
    その気持ちをグっと抑えて、「なぜあの店が繁盛しているのか」、その「なぜ」の部分を考えた方がいい。
    その学びを取り入れる事が出来る様になったとき、やがてお前は勝てるようになるよ。

    →「なぜ負けているのか」を追求するクセをつけよう!!
    →あなたが「負けたくない」と思っている人は、間違いなくあなたの成功へのキーマンだ。


    p79
    ・大切なものをとことん大切にせよ。
    「嫌いな人のいい面」なんか丁寧に探さなくていい。人生は嫌いな人に時間を使うほど長くはない。

    それよりも、好きな人や大切な人との時間を今の3倍に増やそう!
    好きな人との時間を増やせば、あなたは当然ご機嫌になり、周りの人も幸せになる。


    p96★★
    ・親しき仲だからこそ礼儀を重んじよ。
    家族、親戚、親友だからといって礼を重んじなければ必ずトラブルが生じる。
    昔からの付き合いではあるが、双方とも昔のままではないからだ。
    これからも長い付き合いをしたいと思う人であれば、尚更相手の価値観も尊重すること!


    p105
    ・30代のうちに、良いメンターを持て。
    メンターとは、先生や上司や講師などの中で、あなたが尊敬し、こんなふうになりたいと思う人のこと。
    人生における師であり、あなたの人生のナビゲーターの役割をしてくれる人のことである。

    メンターは、一分野につき1人選ぶと良い。
    誰にでも得意分野があるように、メンターにも得意分野がある。
    ビジネス、生き方、トーク、趣味、勉強など、様々な分野ごとに選ぶと良い。


    p112★
    ・30代のうちに起業・副業を始めよう。
    自分が稼げるツールは何個でも持つべきだ。
    まずは本業と副業のダブルワークから始めよう。


    p120
    ・「頼まれごとは試されごと」
    頼まれごとをされた時、2つのことを同時に試されていると認識すべきだ。

    1つ目は、「どんな結果を出せたか?」ということ。
    期待以下、期待通り、期待以上という3つの評価に分類されるが、自分はどの結果を出せたのか、振り返ろう。

    2つ目は、頼まれごとをされたときの「リアクション」だ。
    頼まれごとをされた時にふてぶてしく返事をする人と、「喜んで!」と返事をしてくれる人、どちらがお願いしたいだろうか?
    →リアクションがどうであれ、その頼まれごとはこなすしかないのだ。ならばいっそのこと、気持ちよく受けて相手にイイ思いをさせた方が「得」だろう。


    p128
    ・30代こそ足で稼げ!
    うまくいく人は、口より先に動き始めている。
    うまくいく人は、悩む前にまず行動する。
    まず挑戦してみて、そこで何が足りないかを知ればイイというスタンス。

    伸びるタイプの人は、考えるよりも前にとりあえず動き、失敗や周りの目を考えるという余計な思考を持っていない。


    p131
    「足を運ぶ営業」が時代遅れと言われているからこそ、今の時代にこれをやれば、貴重な人種としてその人の価値は高まる。
    時代の波に流されて、「みんながそう言っていたから」と、それに扇動される人が大きな宝を拾うことなど、歴史を振り返ってみてもほぼ存在しない。

    恋愛でもビジネスでも、「リアルコミュニケーション」に勝るものはない!
    人が思いを伝えたいと思ったら、まずは自分の足で動くこと。そしてリアルの場で伝えること。
    これを大切にしよう!


    p160★
    ・30代はとにかく「共感力」を磨く事に集中せよ。
    人はとにかく共感してほしい生き物だ。今こうしてSNSが大流行しているのも、共感を渇望している人の数の多さの表れだろう。
    裏を返せば、それだけ「自己肯定感」という幸せのメモリが足りていない人が多いともいえる。
    人は相手が否定せず笑顔でいてくれると、自己肯定感が上がるものだ。

    相手にイイ印象を与えたいと思うなら、まずは笑顔で頷くことだ。


    p195
    ・30代のうちに「話し方・呼び方」の節度をわきまえる。
    気持ちに余裕が出てきた時こそ、心が緩み、それが言葉や態度に現れてしまう。
    敬語と友達語を混ぜながら話をするのは絶対にNGだ。言った方は覚えていなくても、言われた側は意外とその一言がマイナスの印象として残る。


    p213★★
    ・30代を惰性ではなく計画的に過ごす。
    30代の時間割をつくろう。時間は、すべての人が平等に持っている唯一の資源だ。
    ぼんやり頭の中で思いを巡らすだけではなく、40歳までの「30代の時間割」を作ってみよう!

    たとえば休日は、体を休めるだけではなくて趣味を持ったり、運動したり、自己研鑽したり、好きなことをして時間を有効に使おう!

    可能なら、趣味は未来の自分への投資につながるものであるべきだ。
    自分にとって確実にプラスになる有意義な趣味を持てたら幸せである。


    p226
    ・誰もが飛びつくうまい話に、成功への近道などない。
    そもそも、「人生に近道などない」という大きな事実がある。ましてや、手っ取り早く本物を得る事なんてほぼ絶対にできないものだ。


    p229★
    ・一会全力(いちえぜんりょく)
    出会った人に、自分の中で最大限なにができるかと考えて動くという意味。
    数多くの人と出会う中で、「借り」よりも「貸し」の数が多い方が、確実に自分自身が胸を張って自由に生きることができる。


    p243
    ・出会う人に「For you精神」を。
    人は、相手を思う気持ちを行動に移す時、不思議な力を発揮する。
    自分のためだったら途中でやめてしまうことも、大切な誰かのためとなると、いとも簡単に成し遂げてしまうこともある。
    あなた自身が、「この人のためなら」と思う人を持てるといい。

  • 第1章 30代で身につけておくべき考え方、捨てるべき考え方
    ☆自分の現在地を知る。それにより自分ならではの強みを把握する
    ☆自己決定権を持つために、なぜを大切にする
    ☆負けるという自覚を持ち謙虚に学ぶ

    第2章 30代で身につけておくべき人間関係力
    ☆仁義礼節を大切にして、紹介者を大切にする
    ☆メンターの意見について素直に従う

    第3章 30代で身につけておくべき仕事力
    ☆頼まれたら「期待以上の成果とリアクション」
    ☆自分の勝ちパターンを知るために事前準備を怠らない

    第4章 30代で身につけておくべき人に好かれる力
    ☆共感力を磨く、笑顔で人の話を聞く
    ☆1年に1度、2度は気が進まないことをする

    第5章 30代で身につけておくべき習慣力
    終章 30代をどう生きるか
    ☆フォー・ユーの精神で徳を積む

  • 20代を無駄に生きるなを読んで、おお!と思ったり、共感できた部分が多かったので、これから迎える30代のために…と読んだ。正直まだ30代を迎えていないこともあってか、共感は少なかったが、30代を迎えて読み直して共感出来る部分が増えているといいな〜と思った。


    ★人は歳を重ねるたびに、よくも悪くも頑固になっていく生き物だ。

    ★むしろ、仕事以外の部分こそその人の本質が隠されていると思う。

    ★肩書やお金の額ではなく、ありのままのあなた自身を信頼してくれる人を増やそう。

    ★関係性が変わるのは、お互いが進化し、成長している証拠だからだ。

    ★自分の強みとはひと言で言えば、「自分では普通にやっていたにもかかわらず、人から驚かれたこと」

    ★今、悲しんでいる自分。今、頑張っている自分。今、楽しんでいる自分。そして、「自分を俯瞰的に見ることができる自分」に気づくこと。

    ★ 30歳という年齢になったその日から社会の目線が変わる。たった1日の違いであっても、29歳と30歳は全く周りの対応が変わるのだ。

    ★「人に頼る」という思いを「人を活かす」という思いに変える

    ★自分の周りにいかに優秀な人を置くことができるか。そして、その人たちが、どれだけあなたのために一生懸命力を貸してくれるのか。

    ★波瀾万丈、どんとこい

    ★頼まれごとは試されごと

    ★うまくいく人は、悩む前にまず行動する。

    ★行動する人しか、人の心動かすことができない。

    ★葬式はその日しか故人に挨拶をすることができない。だからこそ、足を運ぶことに意味がある

    ★ 30代を豊かなものにする1つの大きな鍵は、本だ。

    ★人生を80年としたら、30代の始まりは午前9時。

    ★ 「一会全力」出会った人に自分の中で最大限、何ができるかと考えて動くと言う意味

    ★「徳々銀行」に預金を積め

    ★人は、「この人のためならがんばれる」という人が1人でもいれば、必ず前を向くことができる。

  • なんだこれ、謎の説得力!まるで、無駄にしてしまった人の後悔から書き上げた感じがする。30代とは何か、ってのを考えるというよりは、何かしなきゃと思わせてくれる。何十代でも無駄に生きちゃいけないんだど、この説得力は必見。

  • ・読書時間:2時間半

    書店にふらっと寄った時に目に入りました。私はまだ20代ですが、30代になるにあたって心の準備をしておきたいと思ってこの本を買いました。

    言動を変える事や、流されない事、読書習慣を身につける事などが書かれてあります。

    20代後半でありますが、今の自分は周りに流されたり、頼ったりと自分一人では何一つ事を進められていません。流されるというと行きたくもないゴルフを休日練習したり、体調が良くないのにのに飲み会に参加して帰るのは日付が変わってから等。
    何一つ事を進められないのは、単に能力が足らないだけじゃなく、頼るという1番簡単な方法に甘えていました。

    30代は役職がついたり、結婚したり、、、、イベントが沢山あります。そんな時に情けない30代になっていない様に毎日アンテナを張って、学ぶ意欲を持って過ごしていきます。
    おそらく番外編に当たると思いますが、「成功者にはランチをおごる」というのも失礼にならない程度に実践してみようと思います。

    私と同じよう20代後半の方にオススメの本です。30代になる前の心の準備をしてみませんか?

  • 30代になって、年をとってきた焦りか、未来を変えたい現状への不満か、他の事例や教訓を知りたく手に取った.

    項番こそ細かく分かれていないものの、よくあるタイプの自己啓発本.章項目は大きな括りとなっているので読みやすくわかりやすい.
    第1章 30代で身につけておくべき考え方、捨てるべき考え方
    第2章 30代で身につけておくべき人間関係力
    第3章 30代で身につけておくべき仕事力
    第4章 30代で身につけておくべき人に好かれる力
    第5章 30代で身につけておくべき習慣力

    著者は、たこ焼き行商・居酒屋・ダイニング経営・ウエディングを20代で起業.そこから、執筆、講演、セミナーの人材育成業。さらに、社長らの出版支援、講演やセミナーの台本指導、コーチングやコンサルティングをしていて永松塾を経営している.

    書いてある内容は多岐にわたるため、すべて読めばどこか参考になる箇所はまちがいなくあるだろう.人によって刺さる内容や観点は異なり、自分が読んでみないと学びがどこにあるかわからないともいえる.

    ”30代”という点は、
    ”20代”の体力があって、行動しても許されて、社会的責任も高くない、という断面から、
    ”40代”の老化が始まり、変わることが難しく、種まきするには遅い、という断面の狭間の世代と言える.
    ここから、20代よりも責任や能力が増えつつ、まだ力はあり行動できる余地を持っていると捉えられる.
    逆に、この30代で如何に行動するか?にすべてかかっているかもしれない.そこで、30代を人生の節目として一度置いてみたい.

    30代は人生の分岐点の多い時期だからこそ、如何を念頭に行動したい.
     ・考えに柔軟さをもつ
     ・新しいことにチャレンジする
     ・打席数を増やす
    つまるところ、成長や困難に伴う犠牲から逃れないことが求められる.
    また、20代よりもプライドや実績が増えているはずだが、そこに囚われず自分を俯瞰的に見て、常に『自分の立ち位置』を把握する必要がある.

    自身の行動もそうであるが、メンター(登った人)を見つけること、信頼してくれる人を見つけて増やす、ことも並行してやりたい.

    この本は、30代という年齢に特化させた自己啓発本であることには強く留意したい.
    それを顕著に示している点が「具体的な行動には落ちていない」ことであり、実際の行動は自分にかかっている.
    『この本に感銘を受けました!』という人は多いだろうが、『この本で行動を変えて結果こうなりました!』という人は少ないはず.ある意味、人生を変えるほどの、この本でしか学べない究極の理論は書いていない.そこから、振り返って何度も読み直す本ではなく、一度読んで、行動しまくるしかない、となるだろう.

  • 背中を押してくれるような内容を期待して購読。
    読みやすいし、再認識できるところもあったが若干消化不良。
    背中を押すと言うよりは、背中を摩りながらこうだよああだよと諭されている感じ。

  • ■自分の強みを知る
    普通にやっていることで人から驚かれたことは何か。
    自分を客観的に見て理想の自分と比較すれば足りない部分が見えてくる。

    ■自分で決める意識を身につける
    相手に流されない。
    誰かが良いと思っても自分で調べて決める。

    ■負ける経験をする
    なぜ負けたかを反省し、うまくいってる相手を研究する。

    ■大切なものをとことん大切にする
    嫌いな人の良い面など探してる時間はない。
    好きなこと、好きな人との時間に使う。

    ■まわりを活かせる力を身につける
    自分の周りにどれだけ優秀な人間をおけるか。
    どれだけ自分のために力を貸してくれるか。
    人に頼る⇨人を活かす

    ■プレゼン力を磨く
    インプットだけでなくアウトプットできるように。
    そのためには場数を踏む。
    自分で行動して実践したことしか身にならない。

    ■足で稼ぐ
    悩む前に行動する。
    時代の流れと反対にチャンスが隠されている可能性がある。
    行動することでしか人の心は動かせない。

    ■質より量
    圧倒的な量が圧倒的な質を生み出す。

    ■想定力を身につける
    1歩先、2歩先を読む癖をつける。
    質問のその先、自分の行動の先を想定する。
    イレギュラーが起きた時に対応できるように。

    ■30代を1つの定年と考える
    40代からの後半戦に向けての準備期間。

    ■1年に1、2度は気が進まないこともやる
    我が出やすい年代だが、柔軟性と自我を兼ね備えた年代だからこそ人の話を聞く。
    特に先輩の話は、何かしらの学びがある。

    ■計画的に過ごす
    休みの時は仕事以外の趣味も持つ。
    趣味は自分の未来への投資。
    時間がかかる趣味は社会でやるべきことをやってからでも良いのでは。

    ■外見を整える
    年齢に見合ったワンランク上のものを使う。
    外見は内見の1番外側という意識を持つ。

    ■徳を積み上げることができるか
    貸しをたくさん作るために、できることから始める。
    借りより貸しの方が多い方が胸を張って堂々と生きられる。

    ■30代の半分は大切な人のために生きてみる
    損得なく、無条件で助けたいと思う人がいるか。

    ■喜ばれる人になるための大切な10年
    まずは自分を幸せに、で幸せになれるか。
    自分の幸せグラスから溢れた分が周りを幸せにする。
    しかし、そもそも自分のグラスに入れてくれるのは周りの人。

  • 人生は嫌いな人に時間を使うほど長くはない。
    何があっても葬式だけには足を運べ。
    この2点以外は、女であり、20代のうちにザ・男社会な会社で頑張りすぎて潰れてお休み中のダメ人間な私には、関係のない本だったようだ。
    特に、
    「男は縦の繋がりを重要視する。女、は横のつながりを重視する。社会には社会のルールというものがある。縦社会のルールを守れ。」
    という趣旨のページで、「あ、古いな。」と先を読み進める気力がゼロになった。

  • 人間関係、人との付き合い方に内容が偏っていました。成功するにはどうしても人との関わり方が大切なんですね。

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著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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