20代を無難に生きるな

著者 :
  • きずな出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866631134

感想・レビュー・書評

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  • 人生の基礎をつくる「はじまり」の10年間。という帯に惹かれた。20代終盤になり、色々あったなぁと振り返りつつ、残りの20代何を頑張ろうか?と考えながら読無事ができた。

    ★人生の基本姿勢は、20代でつくられる。そして、人生で大切なことの原型はほとんど20代で体験する。

    ★うまくいく人の共通点は、「根拠のない自信を持っていること」

    ★世の中というのは、実力がある・ないよりも、それを人に伝えることができるか・できないかで決まる。

    ★悩んだ数だけ強くなれる、悩んだ人ほど強くなれる

    ★プラス観とは、悩んだとき、その「マイナスの裏側にあるプラスを発見する力」

    ★先が見えないなら、いまをしっかりと見つめよう

    ★折れない心をつくることではなく、折れてもそこから立ち上がるスピードを速くしていくことだ。

    ★20代のうちに、たくさんの大河ドラマを見よ

    ★人が歴史から学ぶときの基本姿勢はたったのひとつ。人の心情を見抜く力を養うことだ。

    ★起きたことではなく、感情を知る

    ★大好きな本は、必ず7回は読みなさい

    ★多読ではなく重読

    ★成功期と成長期

  • とにかくバッターボックスに立ち続けたいと自分を奮い立たせてくれた。失敗を恐れず、失敗から学び成長するという意識を常に持って残りの大学生活を過ごしていきたい。

  • 20代前半の者です。
    現在は社会人として働いていますが、人生について考え直すような挫折を経験したので、感想とともに記します。
    学生時代はスポーツ、バイトを精力的にこなしていた人間でした。そのため、今の会社に入社したての頃は同期に負けないくらいの体力、精神力を持っていると思っていました。
    ところが全く想定していなかったところに配属されたことで、パニックになり、しまいにはうつ状態になり、社会人一年目から休職を経験しました。
    配属に関して、もっと落ち着いて考えていれば、人間関係、勤務地ともに良い環境だと捉えることができたのに、誰も自分に危害を加えていないのに、うつになったことが、惨めで情けなくてしょうがなかったです。
    自分の恥ずかしい姿もさらけ出し、自己嫌悪感からなかなか抜け出せませんでした。
    ただ、プラスに捉えるならば、うつにならなければ考えなかったであろうことも休職中に痛いほど考えることができまし、この本を読んだことで、このような経験をしたのが、まだ若い20代前半で良かったと思えるようになりました。
    周りには迷惑をかけ、がっかりさせたかもしれませんが、自分を見つめ直し、成長するためには欠かせない出来事になったと思います。
    現在は元の部署に復職しましたが、この歳だからこそ失敗が許されると割り切って、成長した姿を周りに見せ、仕事で成果を出すことで、見捨てないでくれた方々に恩返しをしていくと決めました。
    自分の気持ちが揺らいだ時はこの本を見返したいと思います。

  • 「30代を無駄に生きるな」の続編
    ずばり、著者が伝えたいことは、冒頭に書いています。
    成功する20代の条件  です。
    読みやすく面白いので、納得するところだけをちょっとメモっておくのがよろしいのでは。

  • ★20代、もっと自由にもっと欲張った方がいい★

    年齢に関係なく、うまくいく人は自分の中でしっかりとした「芯」をもっている。
    芯とは、生きる上で揺るぎない独自の価値観。
    まわりに流されず、自分の芯を曲げないこと。

    p49
    根拠のない自信を持っている人の方がうまくいく。
    →世界的に見ても日本人は「自己肯定感の低さ」が突出している。
    あえて、自分を極限まで追い込み乗り越える。
    本当にできちゃったと自信がつく。
    →自信がつくときは案外こんなもん。

    p56
    大切なことは、「自分が役に立てることを探し、立候補すること」
    ダメで当たり前と心の気持ちを楽にする。
    うまくいったらもうけもん!

    p58
    チャレンジしなさいと言っても頭の中ではわかっていても行動に移せない。
    理由は、失敗が怖いから。
     野球選手も3割バッターは優秀。7回は失敗している。どんどんチャレンジして失敗しないと

    「20代の失敗は今後の大きなネタになる」

    p62
    悩み続ける人とその悩みを克服する人との違いは、
    「プラス観を持っているか」
    プラス観とは、悩んだ時にマイナスの裏側にあるプラスを発見する力!
    悩んだ回数が多ければプラス観は高まっていく

    p150
    伸びる人は相談が上手い!!
    相談することによってある意味上司の立場を考えている!!
    →あればあるほど上に可愛がられる
    チャンスというのは上から(先輩)からやってくる!

    p152
    話にうなずき、メモを取りながら聞く!!
    学生の頃はテストの点数をとることが一つの価値。
    社会人は、「人に好かれる力」が人生に大きく関わってくる!

    p161
    人を見抜く力も20代で身につける必要がある。
    1、いつもそばにいる人がどんな人かを知る必要がある!
    人間は似たもの同士集まる傾向がある。
    2、会うたびにその人の周りにいる人がコロコロ変わる場合は気をつけろ!
    3、人によって態度を変える人

    -----------------------
    p180
    【失敗のおかげで、大切なことを知ることができる】
    ★いい時は、『成功期』、悪い時は『成長期』

    うまくいかない時、人は問題意識を持ち、そのおかげで本を読んだり自分自身を磨いたり、今後のことを真剣に考える。
    この時を成長期と捉える!!

    ★うまくいっていない時は学び
     うまくいっている時は感謝する

    ・うまくいっている時は、自分を支えてくれた人に感謝して、できる限りその人のために動く
    -------------------------

  • 20歳のうちにこの本に出会えてよかった。
    高校を卒業して大学生になると、周りの同級生や先輩たちは皆急に違う道に進んでどんどん変わっていき、どんどん大人になっていることを身に染みて感じていた。
    そんな様子を見るたびに、私は今何をしているのだろうと置いていかれているような気がして1人で辛い気持ちになっていた。
    最近、自分の将来のことをちゃんと考えるようになって、大学生活の2年目がもう半分も終わってしまったことに気づき焦りを感じている。
    それと同時に、今私は大学で何の為にこんなことを学んでいるのだろうか、このままだらだらと周りに流されて受け身のまま残りの2年ちょっとを過ごすごく普通の大学生のままでいていいのだろうか、と思っていた矢先この本と出会った。
    私は高校3年生で進学先を考える際、ろくに調べたり考えたりもせず少ない選択肢の中から学科や進学先を決めてしまったため、最近になって今の大学生活に対して疑問を抱くようになった。
    しかしもう2年も経ってしまったし、今から別のことをするということに不安もあり中々1歩を踏み入れることができずにいたのだが、この本を読んで挑戦してみても良いのではないかと感じてきた。
    サクサク読めるし良いエネルギーになる本だった。
    とりあえず今は、いつ知覧に行こうかというところ。

  • 読むきっかけ
    書店で面白そうな本を探しいているときに、タイトルに惹かれ流し読みをしたら、今の私に必要なことが書かれているかと思い、購入に至った。

    読む前の私
    20代前半の社会人3年目である、私は日頃の業務を懸命にやるだけの平凡な若手社員です。ぼんやりではあるが、出世して会社の重要決定に携わりたいと思い、日頃からビジネス書をたくさん読んだり、資格の勉強をするがむしゃらにやるタイプだった。

    読んでからの私
    ・誰にも譲れない芯を持とうと思った。今の私は、芯がなく、言われたことをただやるだけなので、扱いやすい存在なので、芯を見つけ、いい意味で尖った存在になっていく。
    ・たくさん本を読むことより、いい本だと思った本を7回読め。以前の私は本を読み終えることに満足感を感じ、読んで終わりだった。しかし、本を読み、実践することの必要性、何度も読み返し、その時々で感じ方の違いを認識することで、本からの情報を身につけていく。

    ・心に響いたフレーズ
    いい時は成功期、悪い時は成長期
    悪い時は、環境のせい、周囲のせいにし、責任から逃れていた。その対応は簡単ではあるが、結局私は、何も変化していないが、いい時はいい時は成功期、悪い時は成長期を見た時、考え方に変化が生じた。
    悪い時こそ、何が悪かったのか原因を究明し、次回に活かせるようにすることが大事で、良い時は、継続できるようにする。つまり、どんな状況でも考え方で良い方向に進める。

    最後に、20代は、これからの人生の基盤となるので、大事な時間だと思っている。少しでも、私の夢の出世したいという希望に近づけるように日々精進していきたい。

  • 気がつくといつも、現状維持バイアスにかかってしまいがちな自分。

    でも、まだまだ社会的には若いと言われる歳で、どんなトライも失敗も許されるんだから、自分なりに考えてガンガン動ける人でありたいと思わされた。

    あと20代はもっと生意気なくらいでちょうどいいと書いてあったが、僕は元々生意気なのであぁ今のままでちょうどいいかと思った。



    以下ネタバレかつ目に止まったフレーズ

    「本当のプラス観とは、まわりに左右されるものではなく、どんな環境の中でも、流されることなく自らが選択していく力なのだ」

    「20代のうちにもっとハッタリかましてみろ」

    「20代のうちは選り好みせず、求められることを全力でやれ」

    「大好きな本は7回読め」

  • 近いうちにもう一度読もうと思う。

    ーーーー
    印象的な言葉
    「「失敗してもいいんだ。やってみよう。」と口に出してみる」

  • スポーツにおいて最初に必要となる基礎体力が重要であるように、人生の基本姿勢をつくる20代は非常に重要である。

    ✏能天気とプラス観。ある意味紙一重なのでわかりにくいが、この2つは種類が違う。
    本当のプラス観とは、どんな環境のなかでも、流されることなく自ら選択していく力なのだ。
    悩んだ回数が多ければ多いほど、プラス観の力は高まっていく。

    ✏「人によって性格は違う」とあなたが思っているとするなら、それは間違っている。
    違うのは性格ではなく経験値のほうだ。

    ✏人の在り方こそが人を動かすのだ。

    ✏魅力は与えることによって生まれ、求めることによってなくなる。

    ✏うまくいってるときは「成功期」
    うまくいってないときは「成長期」
    そう考えれば人生はいい時期しかない

    ✏描く未来を語る言葉に、あなたの人生や思いが詰まったとき、あなたという存在に独自性が出てくるのだ

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著者プロフィール

株式会社人財育成JAPAN代表取締役、センチュリー出版オフィス 主幹。大分県中津市生まれ。2001年、わずか3坪のたこ焼きの行商から商売を始め、2003年に開店したダイニング陽なた家は、口コミだけで毎年4万人(うち県外1万人)を集める大繁盛店になる。自身の経験をもとに、全国で多くの講演、セミナーを実施。現在は自身の執筆だけではなく、次世代著者育成スクール、出版コンサルティング、経営コンサルティング、出版支援オフィス、講演、セミナーなど、数々の事業を展開する実業家である。
著作業では2021年、『人は話し方が9割』(すばる舎)がすべての書籍を含む日本年間ランキングで総合1位(日販調べ)、ビジネス書部門で2年連続1位(日販調べ)、トーハンのビジネス書年間ランキング(トーハン調べ)で1位に輝く。2022年2月、同書が単冊で100万部を突破。著書に、『人は聞き方が9割』(サンマーク出版)、『40代をあきらめて生きるな』(きずな出版)など多数あり、書籍累計発行部数は310万部を突破している。


「2022年 『自分を整える 手放して幸せになる40のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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