- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866670768
作品紹介・あらすじ
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの『65%』は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」
――キャシー・デビッドソン(アメリカ・デューク大学教授)
「あと10~20年程度で、アメリカの総雇用者の約47%の仕事が自動化される」
――マイケル・A・オズボーン(英国・オックスフォード大学准教授)
「2045年には、人工知能が人類を越える『シンギュラリティ』に到達する」
――レイ・カーツワイル(Google社機械学習・自然言語処理技術責任者)
子どもたちの未来は、先行き不透明です。未来は、どうなるかわからない。
急速な情報化や技術革新は、私たちの生活を質的にも変化させつつあります。
将来の変化を予測することが困難な時代だからこそ、
必要なのは「論理的思考力」。
論理的に考えることができれば、時代がどのように変わっても、
物事の本質を読み解くことができるからです。
そして、プログラミングによって身につく力の一つがこの「論理的思考力」です。
1 目標設計/設定力(目的意識)
2 論理的思考力
3 数学的思考力
4 問題解決力(問題発見力)
5 クリエイティブ力
6 実行力(主体性)
7 文章読解力
これらはプログラミング教育によって、子どもに身につく力です。
2020年に小学校で必修化される「プログラミング教育」。
総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業認定され、
そのカリキュラムが文部科学省認定校にも提供されている、
今注目のプログラミングスクール「プロスタキッズ」。
この「プロスタキッズ」代表が
「どうして、プログラマーにならない人にもプログラミングが大切なのか」
「どうして、子どものころから、プログラミングを学ばせる理由があるか」
「プログラミングを覚えると、どのようなメリットがあるか」
誰もが抱く、これらの疑問に対する答えをまとめました。
監修者は、マイクロソフト認定教育イノベータープログラミングテキストの監修も行う、
日本のICT教育の第一人者のひとり、安藤昇氏。
本書は、プログラムの書き方を紹介するものではありません。
プログラマー的な思考法を手に入れることが、
社会的にも、人生においても価値あるものだということを、
現場の子どもの成長の実例とともに述べていきます。
感想・レビュー・書評
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「小学校でプログラミング教育が必修になる」
って言われ始めた頃の認識ってこんな感じだったんだろうなと思いました。
学校の「プログラミング教育」とは全く実情の異なる内容で、誤解を生じさせる可能性のある本だと思います。
プログラミングスクールの宣伝だと割り切って、我が子をスクールに通わせるか悩んでいる人には良い本かもしれません。 -
内容としては自社の宣伝や私見が多いように感じましたが、教育現場に対する捉え方は間違ってはいないな〜とは思いました。
忙しい現場にはプログラミング教育の研修をする時間は十分にはなく、知識もスキルも足りません。
外部の組織に需要が集中するのは必然です。
GIGAスクールを機にプログラミング教育への関心もまたぐっと高まると思うので、しっかり学ばないといけませんね。 -
ほぼ宣伝。
才能を伸ばすには早い時期から。
初学生のうちから色々なことを体験させハマるモノを見つけさせる。
ゲームは1日1時間と大人が決めたルールは守られない。子ども自身にルールを作らせる。ご褒美を決めさせる。罰を決めさせる。
プログラミング教室を探す。 -
プログラミング教室の視点からプログラミング教育について意義などが書かれていてつけたい力が分かりやすく書かれていた。教員視点でない角度で新鮮に感じた。
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小学校での必修化、身近になったこと、自宅では難しいなどの理由でプログラミングスクールが子どもに習わせたいお稽古として上位にランクインされるようになった。身に付くのは、目標設計・論理的思考・数学的思考・問題解決・クリエイティブ・実行力・文章読解力であり、それはまさに世界のトレンド、STEM教育そのものである。
教室主催者によるススメ。そもそも、スポーツや踊りや伝統芸能などのプロは学校教育とは別次元で育っているので、プログラミングもお稽古事としては十分にありだが、活躍の場がモロにビジネスだからなぁ。 -
あまり内容は深くなくて、普段本を読まない親向けなのかな?と思う。冒頭、プログラミング教室のアンケートから始まるし、紙が厚いし、文字サイズも大きめ。目標設定の大切さを示すために、イチロー氏、本田圭佑氏、石川遼氏の小学校の卒業文集の文章が載せられている。それ、さらされちゃうんだ?というか、引き合いに出してよい代物なのだろうかとか、そんなに関係ないのでは?とも思った。監修者の安藤さんが子供時代にプログラミング雑誌に載っているプログラムを打ち込んで遊んでいたという話、私と同じだなと思った。終わりの方が、運営しているプログラミング教室の宣伝になっている感じでがっかりした。
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プログラミング教室長の本!って感じ。
プログラミング教育がどう子どもにいい影響をもたらすか、なにに気をつけるべきか、得るために読んだが、私がやりたいのは途上国の子どもたちへのワクワクの提供なのでちょっとだけズレてしまった。小学校でちょっとリードする、とかは重要ではないので。。まぁ親世代には刺さるのかも!
よかったのは、今の小学校教育ではワクワクしなくて、プログラミング教室ではワクワクする子がなぜいるのか、簡潔に示してくれた点。たしかに小学校教育では、(例えば感じを覚えるにも、なぜか?何個覚えたらなにが達成できるのか?)目的が不足している。 -
プログラミング教育というよりも、プログラミング・スクールの重要性が前面に出ているような気がした本だった。
中身はプログラミング教育の重要性に触れているところもあるのだが。
内容は小学校で2020年から導入される前提のITとICTの違いの説明であったり、STEM教育の説明だったり、物事の考え方や手順を考えることを「プログラミング教育で」考えることであるとしている。
その上で身につく才能として、①目標設計/設定力(目的意識)、②論理的思考力、③数学的思考力、④問題解決力(問題発見力)、⑤クリエィティブ力、⑥実行力(主体的行動力)、⑦文章読解力 としている。
その他はプログラミング・スクールの有用性であるので、知りたい人は本書を読んでほしいと思います。 -
為になることもあるが、塾のコマーシャル的な部分が多い。
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小さな子どもがいる保護者向けの本。プログラミングとは何か、プログラミングを学ぶとどんな良いことがあるか、等がわかりやすく書かれていた。プログラミングの具体的内容にまでは踏み込んでおらず、詳しくは教室で!というかんじ。
東京湾で芸能人も使って大規模な花火大会とかまでやって、「子供がプログラミングした花火です」みたいな宣伝までしてましたが、コロナ禍もあって全然儲かってないようです。
前年度は1億5千万くらい赤字出して利益剰余金もマイナス1億7千万円とかで、2億円くらい減資もして本社も移転していました。