鍵つきテラリウム(3) (メテオCOMICS)

著者 :
  • フレックスコミックス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866750927
#SF

感想・レビュー・書評

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  •  遠い未来のSF。
     人間とロボットの境界が曖昧な感じの世界。
     その境界の説明もなされる巻。
     この巻までを世界で起きていることの布石を終え、次巻から回収しつつ「鍵」の話に至るらしい。

     前巻のラストから助けてくれた親子との物語。
     電車(リニア)で移動する話。

     実際、ここまでに撒かれた伏線から、この世界の正体のイメージを膨らませるのは楽しい。
     多分外しているから(恥ずかしいので)ここには書かないけど。
     
     遠い未来の電子メールも、「前略」で書き出して「かしこ」で締めるんだなぁと。
     多分初回特典と思われる紙切れ(四コマ漫画付き)が入ってた。
     アニメイトで買ったからアニメイト特典の紙切れ(四コマ漫画付き)は入ってた。

  • ■書名

    書名:鍵つきテラリウム(3)
    著者:平沢ゆうな

    ■概要

    終末世界に残された人間とロボットの物語。戦車ロボットとの
    戦闘で機械の弟・ピノが大破! ピンチのふたりを発見したのは、
    ゴミ捨て山のコロニー“スバールカ”で生きる、とある親子。
    コロニーで目を覚ましたチコは、この場所に母親が立ち寄ったこと、
    そして「アリスズクレイドル」という遺跡を目指していたことを知り――。
    機械の身体で生きる弟の過去、母親の行方が明かされる、注目の第3巻!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    前作は、なかなか衝撃的な所で終わったのですが、助かった部分から物語が
    始まります。
    ほぼ一巻、助かったコロニーでのお話となります。
    あるロボットを助ける部分は、今までと同じですね。
    ですが、ここでは母親の手掛かりが得られるため、今後の物語が少しずつ
    変わってきます。
    後半の電車の話しからの展開は、なかなかワクワクする展開でした。

    本巻で物語が一気に動き出した感じがあります。

    次が楽しみです。

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著者プロフィール

1985.9.6生まれ。東京都出身。『忘レソコナイ』で第68回ちばてつや賞奨励賞を受賞。『僕が私になるために』(全1巻)で連載デビュー。その後、『白百合は朱に染まらない』(全2巻)『鍵つきテラリウム』(全4巻/フレックスコミックス)などを執筆。JAPAN MENSA会員。twitter(@hira_lcs)

「2023年 『竜医のルカ(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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