- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866801230
作品紹介・あらすじ
陰謀論・ネトウヨ・デマ・詐欺・カルト・詭弁・勘違い・・不思議な「心のクセ」を知ることで自分を守ろう!
フェイクに騙される、思い込みで失敗する、不合理な判断してしまう・・そんな後悔をしないために知っておきたい情報過多時代の必須知識。
世界と自分の見え方を変える「60の心のクセ」のトリセツ。
感想・レビュー・書評
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身の回りのバイアスについて書いてあります。
人々の思考の癖のようなものが書いてある内容で、論理学、認知科学、社会心理学など様々な視点から書かれているので、大変勉強になりました。 -
事典というくらいだけあって、沢山ある認知バイアスを事例含めてコンパクトにまとめて収録されています。関連しているものや似たような内容のものも、一目でわかるようになっています。それにしてもバイアスって沢山あるんだなぁ。
まだ読んでないけどひろゆきの「バイアスが99%」というタイトルの本がありますが、99%は言い過ぎだけど70%くらいはあるかも。
この本は、人がバイアスによって陥りやすい間違いなどの対処法もキチンと示してくれているのでとても為になりました。 -
おもしろかった。
人間の持っている色んなバイアスについて、主に心理学の面から解説している。扱っている1つ1つのものを4ページと短くまとめていること、図や具体的な実験を挙げていることでとても読みやすい。
ただ、覚えてられないから手元にあるといい1冊に感じる。
4枚のカード問題を扱った確証バイアス、ブラック企業を辞められないのは自分の認知的不協和を低減するため、この辺がおもしろかった。 -
これは面白い!暗記したいくらい。特に、今の子達はお釣りという概念を知らないが、そういった知識を持たない人の立場で考えることを知識の呪縛という、という特に面白かった。
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勉強になりました。
知らずにバイアスかかってることに気付けた。 -
・あくまで自分の感覚だが、前半はよく知られた、メディアでもとりあげられるバイアスが並んでおり、後半の方が新しい学びがあった。前半だけ見て「これくらいなら全部知ってる」とおもわず、後ろも見てほしい。
また、単独では知っているバイアスも、他の現象との関係が整理できたり、事典的な楽しさはあった。
・ミュラーリヤー錯視、脳がなぜその錯視を備えているか 初めて理解した。人によって、どれくらい長さが違って見えるかも異なるのだろうか?発見された経緯が気になる
・自分はポスティングチラシが苦手で、郵便受けから回収するたび、うんざりしたり、いらいらしてしまう。そして、心の狭い自分が情けなくなる。今後は、単純接触はそもそも負の感情があると逆効果を発揮してしまうからね…これは自然な感情…と自分をゆるすことにする
・現代は、情報の真偽がほんとうに見分けづらい。もっともらしい嘘もあれば、事実らしいが信じたくない情報だってある。
かといって、すべてを疑って検証する暇もない。致命傷だけは避けられるように、心の片隅に、これらの知識を置いておきたい。 -
一度思い込むとその考えに固執してしまうことが多く、果たしてフラットな認知の上でものを考えられているのか? 自分の中にも様々なバイアスが存在するのでは? と思ったので読んでみました。様々な認知バイアスについての用語とその意味、事例がわかりやすくまとめられている。一読で用語まで覚えることは難しいが「人はこういった状況でバイアスに陥りやすい」というのをなんとなく覚えておくだけでも違いそう。最後の項目でもまとめられているように、この本で得た知識を自分の認知にどう活かして思考をコントロールすることが重要。非常に難しそうですが、意識していこうと思います。
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もっと早くこの本に出会っていればと思えたくらい有益な情報が多かった。
文章も中学生でも分かるくらいに簡単で無駄とクセがない。
中学生のときの自分に一冊本を送るならこれにするかも。
思春期に他人に対して思う「なんでアレってこうなるんだろ?」って疑問に一応は妥当な回答を与えてくれる一冊になると思う。
人間関係で悩んだとき、答えは分かっているけど途中式が分からない。そんな漠然とした疑問に筋の通った納得できる回答が欲しい人におすすめの一冊。