- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866801285
作品紹介・あらすじ
チャンネル登録者数 13 万人超!
元マルチ商法トップセールスから YouTuber になった著者が教える
相手に好かれ、信頼される「心と思考を操る」方法を公開 。
マルチの裏側から心理・誘導・洗脳・巧みなトーク&会話術を教える
人気 YouTuber の初めての著書。
★誰でもできる人を動かす話し方「なぜかこの人の話を聞いてしまう」「説得力があって、
ずっと聞いていられる」といった話し上手な人は、無意識的に「洗脳力」のある話し方を身に着けています。
口下手・話下手な人でもできる、相手を動かす話し方テクニ
ックと会話・トークの上達法が満載。
感想・レビュー・書評
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オーディブルで聴くのが最高にオススメの一冊。なぜなら、喋り方の感じがわかるからです。また読んでいる方が最高に上手で著者の熱量や話し方の例が読み方で伝わってきます。ただ、文字を読み上げるだけではありません。そのため、声が急に大きくなったりするので、気をつけてください。
●すぐできる印象操作
やっぱり!でもなかなか難しいという感じでしょうか。(ネタバレしないように書きますね)まずはそこに投資するのか・・結構お金がかかりそうだなと思いましたが、メラビアンの法則的に重要なポイントです。
●運転しながら笑ったり頷いたりして読みました
なるほど!こうやって騙されていたのか!著者が実際に使っていた言い回しや事例がリアルなんだけど自分も騙されそうだなと思うようなことが多く納得感がありました。それゆえにマルチ商法に悩んだ経験のある方は辛いかもしれません。本の中でも何回も出てきますが出てくるテクニックは「悪用禁止」です。そのぐらい効果がありそうです。きっと本書の書き方もテクニックをふんだんに使って書かれているんだろうなと思いもう一度聞きたくなりました。
●専門用語を改めてちらっと解説してくれるのがいい
1回出た専門用語はその後出てきた時に説明がないことが多く、「あれこの言葉何だっけ」と思いつつ進んでしまいがち。この本では軽く言葉の解説があるので思い出しやすくてよかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
具体例があるから実践しやすいと思う。オーディブルで聴いたからか、ネットスラングを実生活で多用する人みたいな話し方がちょっと気持ち悪いなと思ってしまったけれど、紙の本か電子書籍で文章で読むなら大丈夫かも。
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話し方は上手かもしれないけれど、書き方はくどい。前半なんて、いつになったら本編にはいるのかね?と、うんざりした。
とはいえ、いいなと思ったことも4つ。
○ fake it, until you make it.
(ふりをし続けなさい。あなたが実際そうなるまで)
○共感×相手を上にさせる一言=共感逆マウンティング
(へぇ、ゴルフされるんですね!僕も1回打ちっぱなしに行ったんですが全然飛ばなかったんです。どうやって上達したんですか?)
○スライドを使ったプレゼンをするときは、文字だけのスライドではなく、必ず画像を使ったスライドを表示する。(映像が印象付ける)
○口喧嘩で勝った方が負け。言葉で言い負かすのではなく、顔を立ててあげると、自然と人は素直になる。
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天才、絶対頭いいよね、絶対成功するよ
ギャップ褒め()怒った感じでお前天才か
相手の趣味を話させるようにちょっとかじる、もはややったことあると嘘でもいい -
最初の100ページ近く、話す内容より話し方が大切とか容姿を整えようとか当たり前の話が載っておりしんどい。このレベルの話から始める読者を想定するのはわかるんだけど、長すぎて、「このレベルの話題が続くのであれば読まなくていっか!」って思っちゃわない?
中盤以降はお役立ち情報が書かれている。とにかく褒めろとか、なるほどーって感じ。逆マウンティングとか「上から」にならないための手法は自分や著者のようなタイプの男性に必要なことで、その点は著者との相性がよかった。
ちょくちょくマルチの経験談が理論的根拠として提示されるので、飽きずに読める。適当な俗流心理学本より説得力がある。 -
久しぶりにいい本をよんだ。痛快丸かじりである。マルチ商法トップセールスから、人気YouTuberになった著者が、相手を思い通りに動かすために必要な洗脳ノウハウを開示している。
人を騙すには、相手が騙されたらハッピイだと思わせることにある。
この間、図解手法で、『おでん理論』を習得してきた。現状があり、課題と解決を明らかにして、あるべき姿、目標を明らかにするというおでん理論。この本を読みながら、『逆おでん理論』なんだと思った。老人たちが、簡単にオレオレ詐欺に引っかかるのは、日頃話相手もなく、自分の居場所がなくなっている老人が、自分の息子や娘が困っているという驚きの言葉を突然聞いて、『役に立ちたい』『ここで助けてやらなければ、どうする』という心理を活用している。ふーむ。これは、この本のセオリーにかなっている。
営業する場合に、相手をどう納得させるのか?買おうとしても買えない状況にあって、『高いなぁ』思っている人に、高いのは当たり前ですよでは、売れない。著者は、しかしながら、と言って相手を論破するのでなく、納得させねばならないという。Yes,Butではなく、Yes、By the wayなのだという。人は簡単に動かない、人の心理を誘導すればいいのだ。つまり、誘導されたいし、背中を押して欲しいのだ。もっと画像をうまく書きたいと思っている人には、このハイスペックが要りますよと導くことだ。日頃困っていることを買うことで解決できる。
結局、売買とは、いかに相手を信用するかにある。だいたい、その話す相手の雰囲気を察して、その話を聞く前に、判断しているのである。相手の目にどう映っているのか?そこが一番重要なのだ。
洗脳は、相手に対してのポジショニングによって決まる。喫茶店で、大きな投資の話をされて、代金が割り勘だったら、やはり成立しない。そして、おごっても成立はしない。つまり喫茶店で大きな話をすること自体が、無理があるのだ。自分の会社のキレイな応接間で話をすれば、お金があるかどうかが良くわかる。喫茶店での大きな取引は無理なんだ。
そして、話すには相手にすがれられること。相手が納得する媚を売ることなのだ。褒め上手で、カウンターで、褒めを打つことなんだ。あんたの経営はダメだねなんていうコンサルティングは、話を聞いてもらえない。相手もダメだと思っているから、コンサルを必要としているのだ。
わかりやすく話し、相手の脳内情報を書き換える。そして、心理ブロックを外す。そこに、どうしても解決するには、コンサルが必要だと思わせることなのだ。とにかく、相手の財布から合法的に金を取ることがコンサルの仕事でもある。それを成立させるのは、相手の話をきちんと丁寧に聞くことで、そこに課題があるのかを相手が納得し、すがってもらうのだ。
モノを売るとは、自分を売り、物語を売ることだというが、話すペース、テンポ、リズム、トーンが相手を納得させることになるのだ。共同感覚を引き起こす。そして、話しやすい環境を作るのだ。上の目線でマウンティングしてもしょうがないのだ。
一番重要なのは、アンカリングで、価値基準を用意することなのだ。
高額な化粧品を売るときに、『300万円の化粧品を100万円にします』では、胡散臭い。そんなときに高額商品をアンカーにする。『いい車を買っても、劇的に豊かにはならない。もし仮にあなたの肌が、10歳若返ったら、人生が変わると思いませんか』若くなれるとしても、100万円は決して高くない。そこでいうべきことは、人生が豊かになるのは、100万円プラスのクルマに乗るか?10歳若返える肌になるのか?と言って、物質的欲望ではなく、『美欲』をこそぐるのである。
どう10歳若返った自分を想像させるかに、話術はかかっているのだ。あくまでも仮定の話をしているのであり、相手の想像力の世界を広げることなのだ。アンカーが変化して、『10歳若返る喜び』を売っているのだ。さらに、全部揃えたいという喜びを叶えるために内側から美しくなるサプリメントを進める。セットで買うと安くなる。テレビショッピングも、単体売りよりもセットで売る方がよく売れる。それは、価格の印象を変えるためである。そして、時間制限をして、稀少であることを強調するのだ。テレビを見ているうちに、なぜかかってしまうのだ。
『100万円儲かるチャンス』よりも、『このチャンスを逃すと100万円損する』というチャンスよりもリスクに言い換えることで、追い込むことができる。
ただし、3つには注意する①ブーメラン効果、『お前がいうな』と思われること。押しすぎ、わざとらしい、やりすぎは逆効果。②モチベーションを下げるアンダーマイニング効果。自発的だと思っていたら、どうも誘導されたと思ってしまうこと。『やりたい』から『やらされている』に変わると前に進めない。③返報性の原理。設ける話をしているのに、金がないことがそぶりから明らかになってしまうことだ。ふーむ。この本を読み、実践すれば、立派な詐欺師になれる。