【小説24巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身3」
- TOブックス (2020年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866990385
作品紹介・あらすじ
シリーズ累計350万部突破!(電子書籍を含む)TVアニメ放送でますます大人気!
感想・レビュー・書評
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久しぶりの、フェルディナンドとの再会。
対等に渡り合えるからこそのバランスの良さで、ふたりのやりとりが、安定のおもしろさ。
他の人だと、ローゼマインが祭り上げられすぎるきらいがある。
前々から感じていた、ヴィルフリートの噛ませ犬感が、復活の兆し。
この流れだと、ローゼマインとフェルディナンドのコンビが復活しそうで、楽しみではある。
毎回楽しみにしているしいなゆうの巻末おまけ「ゆるっとふわっと日常家族」。
今回もコミカルでたのしかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった。アホの子ディートリンデがアホと周知されているのを読むのは大変清々しい。
ゲオルギーネもなんでこんなんを放置しているのか、それともこのまま放置するのには意味があるのか。
フラウレルムはドローレス・アンブリッジでしかない。最後は大きなバチがあたってほしい人物。
そして、ヴィルフリードがまたもやアホに戻りがちなのが苛つくが、アホキャラとしての需要があるのか。
色々楽しいシーンがあったが
なんといっても、フェルディナンドがマントを返還するシーンは秀逸。胸がすくねぇ。
思い込みの強いディッターバカ軍団の善意の迷惑の自覚、良いです。とても良い。 -
領地対抗戦でのダンケルフェルガーとの話し合いや、その後の王族との話し合いがすごく面白かった!相手の利益と自分の利益を考えて、上手に立ち回ろうとする上位領地と、ローゼマインの毅然とした態度で一瞬空気がピリつくものの、最後には和やかになってるあたり、冷静な話し合いが持ててると思う。すばらしい。
ピカピカ奉納舞は予想通り周囲から鼻白らんだけど、最後は予想外の展開。フェルディナンドも王族に秘密にしてた魔法陣の知識を開示し出したし、いよいよラストに向けて伏線回収が始まってる気がする。
ローゼマインの作った喋るシュミル人形と、ローゼマインの奉納舞の絵は並べて飾りたい。そしてハルトムートに見せたい。 -
ブリュンヒルデの反省と怒り
ただ単に主の望みを叶える事が側仕えの役目ではない
諫める事も一流の仕事の内という事ですね
活動報告のラウレンツによる女性側近達の評価
ちゃんと見れているんだなという感想と共に
グレーティアに対しては失礼
オチに使うなよ……
本音を言えないフェルディナンド 研究したい=エーレンフエストに帰りたい
貴族表現なのか、フェルディナンド表現なのか判断がつかないけど、分かりづらいよー
領地対抗戦
リュールラディ視点SS
勘違いして盛り上がるリュールラディとミュリエラに冷静に突っ込むフィリーネ
次々と神様表現が出てくる二人にハルトムートっぽさを感じる
いや、エルヴィーラ母様の方か?
この二人、ユルゲンシュミットの貴族院での同人活動をしていると考えるとしっくりくる
オズヴァルトによるヴィルフリートへの苦言
ヴィルフリートの教育問題の大体はオズヴァルトのせいだよなー
ヴェーローニカ派の常識で通じるとまだ思っているあたり、情報収集と分析の能力が低いよね
ところで、フロレンツィアが普通に転移陣を使ってるんだけど
妊婦が転移陣を使った際の胎児への影響とか検証されているんだろうか?
転移陣程度では胎内まで魔力の影響はないのか?
奉納舞でのディートリンデのペガサス盛り
今後、ユルゲンシュミットでは髪を盛る事が嘲笑の対象になってそう
アナスタージウス視点のSS
フェルディナンド陰謀論で盛り上がるツェント側近達
読者からしたら勘違いも甚だしいのだけれども、貴族の常識や王族の周囲の人たちと鑑みればさもありなん -
なんて可愛い表紙なんでしょうか。そして口絵のディートリンデ、ホステスさんの盛った髪やね。
そして、エピローグでは次巻へと続く不穏の種。
今回の面白かったポイント
ハンネローネとそのお母様が素敵すぎる。
アーレンスバッハとの共同研究で録音の魔道具に入れた内容最高。それがエピソードで効いてくるのもいい。4コマ漫画の天然ネタ(笑)。
フェルディナンドとの恒例スキンシップをブルーアンファの訪れと解釈するヨースブレンナーのリュールラディの今後の活躍に期待。
卒業式の奉納舞でディートリンデがやらかす…これ、ローゼマインは自分の卒業式でどう切り抜けるつもりなのか。
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久々のフェルディナンドとの再会、互いに世話を焼く二人。当人は変な意味合いは全くないけど周りから見れば距離が近過ぎてハラハラ(あるいはドキドキ)させられるんでしょうな。ローゼマイン、最後のハンネローレとの会話は事情を知らない側近たちが聞けば誤解しか生まなそうだよ!
プロローグや巻末のヴィルフリート視点は派閥が違えば考え方も全く異なるよねと改めて感じさせられる。次巻、ローゼマイン達の婚約関係に亀裂が走りそうで不穏な感じ。
カバー後ろの椎名優先生のコメントで笑いました。昇天ペガサスMIX盛りなんて単語この小説で見るとは思わなかったです。 -
ヴィルフリートといい、ディートリンデといい、ヴェローニカ派(というかその血を引いている者)への不信感が高まります。
ローゼマインとフェルディナンドという「主人公」に相対する適役ポジションにあるからこそなのでしょうが、二人が領主(アウブ)になる地位にありながらあまりにも暗愚であることに、フェルディナンドではないですが頭を抱えたくなります。
この先も主人公二人の足を全力で引っ張ってくれそうです。二人とも「自分の心に正直」というところはローゼマインと同じなのに、ここまで読者に与える印象が異なるというのは、やはりこれまでのストーリーの中で読者がローゼマインの「信者」になっている証拠なのかもしれません。