本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 短編集II
- TOブックス (2022年3月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866994123
作品紹介・あらすじ
シリーズ累計550万部突破!(電子書籍を含む)2022年4月よりTOKYO MX、BSフジ他にてTVアニメ第3期放送開始!
感想・レビュー・書評
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未収録SSや特典SSを19話収録した短編集。
時期的に第二部から第五部Ⅳなので、昔の話が多い印象。
下町の面々が登場したり、懐かしかった。
「ライムント視点 領地と師弟の関係」「フロレンツィア視点 フェルネスティーネ物語ができるまで」「レティーツィア視点 初めての祈念式」がおもしろかった。
どれもフェルディナンド関係。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フェルネスティーネ物語がやはり面白い。下町よりも貴族院の話のほうが好み
これで、本編通巻33冊にプラス3冊
加えて、コミック31冊
合わせて67冊撃破
療養を利用して20日で一気読みという
かなり至福だが
もったいない読み方をしてしまった。 -
全てローゼマイン以外の人から語られた短編集。19話あるので、一つは凄く短いです。本編のように話が動くわけではないけれど、補足されていくのが楽しい。そして、ルッツとトゥーリの婚約にまつわる心情が語られて、あー、なるほどそういうことね、って思います。あと、感想で触れてる人多いバルトルト視点の話と、レティーツィア視点も印象深かったです。読んでなくても本編に支障ないけど、より下剋上を楽しみたければ読むべし。
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脇役たちが主役になるSS集の第二弾。
本編もなかなか壮大な話ですけど
やはりその本編に奥行きを与えるのは
こういう周囲の人たちの背景、人生までもが
それぞれ考えられているからだと思っています。
アーレンスバッハへ行かされてしまったフェルディナンドたちが
アーレンスバッハの祈念式を押し付けられたものの、
嬉々として素材採集をしてこられて、
むしろよかったね!って嬉しくなります。
あぁ、また本編読み返そう。
来月は本編の続きも刊行されることだしね。 -
第5部4章までの短編集。下町視点、特にトゥーリとルッツの婚約関連が詳しく語られるのが読みどころ。個人的にはユストクス視点にかなりビックリしました。ハルトムート、ローゼマインの出自を知った上で一生着いていくことを決めてたんですね。おそらく解任騒動の辺りから勘付き始めて独自に調べ辿り着いたのだと思いますが、それを踏まえた上で彼の行動や反応を読み返すのもまた趣深いです。読み直す度に新発見があり面白いシリーズです。
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レティーツィア大変だな..
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舞台裏が読める感じと言えば良いが、やはり立ち場や考え方の違いにイライラする事多くてなぁ…。特にバルトルト視点のヤツとかが最高苛ついたなぁ。ようぬかすわ!って。人って自分が思いたいように物事を見てしまう事が多々あって、それが結構怖い事なんだなってのがよくわかると言うかねぇ…。あー、早く本編読みたい。
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web上の未収録ssだったり特典ssの短編集とのことだが、本好きにハマって1年未満で書籍はお気に入りの書店で大人買いをした私にとっては、新しいssや作者のちょこっとメモ情報に心が鷲掴み状態で読了。
本編では分からないキャラクターの行動の心情やそこに至るまでの流れが分かって面白い。 -
この本の存在を知りませんでした…。
わたしは基本的に小説は電子派なので、特典SSは読めません。それを諦めてたんですが、短編集で読めたんですね!おもしろかったです。
各話の扉に、その短編が本編のどの辺りの話なのか、解説とともに記載がある親切設計。
次に本好きを読み返すときは、この短編集も時系列に沿って読んでみようと思います。 -
聖女と呼ばれるローゼマインさんと知らないところで悪の権化扱いされているフェルディナンドさん師弟を取り巻く人々視点のお話集ですがそんな貴族連中の思惑なんて関係ない平民の皆さんにホッとさせられます。