【小説32巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身Ⅺ」

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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866998367

作品紹介・あらすじ

「このライトノベルがすごい!2023」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門第1位!殿堂入り!
シリーズ累計800万部突破!(電子書籍を含む)
大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!やっぱり安定のフェルディナンド様
    まあ、スッキリする流れというか、
    読んでて非常にストレス発散できるところが素晴らしい。
    ローゼマインの受難は続くが、それもこれも
    読んでて大丈夫という安心感があった。
    やっぱり長編は完結してから読み始めるに限る、とつくづく感じる。
    たいてい待てずにリアタイで読み始めてしまうんだが。
    ともかく、ツェントも決まったし、
    あとは新しい領地のアウブになるだけか

  • フェルディナンド様が甲斐甲斐しい。
    王族の名前を忘れてしまい、あたふた。
    いよいよ、次巻は最終巻。
    楽しみなような寂しいような。
    えっと、なろうも読んだが、少し違っていた。
    フェルディナンド様が好きなので、
    最初から最後までずーっとフェルディナンド様と一緒にいられて楽しい読書だった。

  • やっぱりあと一冊で終わるようです。最後から二冊目の本作。味わって読ませていただきました。
    マインの頃の大切な記憶がごっそり抜け落ちてしまったローゼマインはさらに危機的状況に。もちろん名捧げしたあと人やこの人も道連れ。巻末おまけのマンガが凄く笑えます。ローゼマインのまわりがキラキラしてる表現も面白。
    個人的にはワガママも劣ったところもないゆえにあまり登場場面のなかったエグランティーヌ様の活躍と、ダンケルフェルガーのハンネローネ目線の短編が載っていて嬉しかったです。

  •  フェルディナンド様が可愛い。ローゼマインが自分で言った「家族の様なもの」という言葉を覚えていない事に拗ねて見せるって…。

     物語の方は、最終巻手前という事で仕舞いにかかった感。あちこちの伏線が回収されて行き、ローゼマインの粗忽さが笑いを誘い。良いね、『本好き』だね。

     大団円まであと少し。冬が楽しみ。

  • か…書き下ろし最高…!プロローグの側近に了承取ってるフェル様にグッときつつ、本編にニマニマしつつ、グレーティアに心を痛め、最後の平民視点でひゃっほう!ってなった。全部読みたかったやつー!!!
    何度もwebで読んでたはずなのに読みたくて仕方ないってどういうことなの。読めば読むほど楽しいスルメ本…それは本好き…。
    女神vsフェル様とかもいいよね。お互いの『大切』が透けてみえてさ。
    あと大魔術のシーン大好きだから、平民視点楽しすぎてこれこれー!ってなってた。ウキウキが止まらねぇ。
    他者視点で人物たちの新たな一面見れるのも好きなんだけど、エグランティーヌ様ってちゃんと一本筋が通ってる人だったんだなぁ…なるほど…。(トラオクヴァール様の好感度上げたと思ったら自ら下げてくスタイルには笑った)(ジキスヴァルトは出てくれば出てくるほど株下げてくるんだけどあいつマジ何なん笑。アドルフィーネ様、離婚できそうでよかったね)
    基本王族は信用できないんだけど、アナスタージウスは一点においてのみ信頼が強固なのはある種すごいし、まだマシな部類の人なんだよねぇ。
    あと、挿絵の女性陣のお胸に視線がいってしまうのは許して。みなさんパツパツやないですか。スタイル良すぎか。
    次巻で最終巻かぁぁ。冬ってことは多分12月だよね。早く読みたいけど12月がすぐきてしまうのは御免被りたい。書き下ろしも楽しみだなぁ…!年末まで生きねば……
    そして最終巻が刊行されても、本編後のオール書き下ろし外伝とか番外編とかもお待ちしております。(拝)

  • web版既読。通巻32巻。これぞまさしく「本好きの『下剋上』」。第1部で平民だったマインが、遂に王族に跪かれる「女神の化身」に。王族が一枚岩で無かったら、そりゃ国も荒れるわな。トラオクヴァールは正統なるツェントでは無かったかもしれないけれど、引き際をキチンとわきまえる事の出来る正しい人であった事は評価したい。それにしてもローゼマインとフェルディナンドは、なんと言うか相変わらずで何より。「本は二冊が良いですか?」「いえ、違います」で爆笑。エグランティーヌも、わかってきたなぁ…。次がいよいよ最終巻!いよいよ完結かぁ…。感慨深いです。

  • 389ページ
    1200円
    7月15日〜7月17日

    貴族院の戦いが終わり、新しいツェントを誰にするかが話し合われる。始まりの庭でメスティオノーラに降臨されたローゼマインは家族との記憶の繋がりを断たれる。再びの始まりの庭では、神々の度が過ぎる御力により命の危険が迫る。魔力を枯渇させるために奮闘するローゼマイン、フェルディナンド。

    失われた家族の記憶の中に、フェルディナンドへの大切な想いが含まれているのでは?と思うと、フェルディナンドの辛い心境が推し量られて苦しくなる。周囲から見れば二人は婚約関係にあるのが明らかだというのが、ローゼマインと同様よくわか
    らず、ヤキモキする。次が最終巻ということで、楽しみでもあり、喪失感もある。

  • 神様の圧力ってすごいな アツがすごいし
    記憶がトンでるし
    まだまだ TAKAみに登るんかいな

  • 繋がらない記憶とローゼマインの中で溢れる魔力。家族を守るために今まで奮闘してきたマインの姿をずっと見てきたからその記憶が繋がっていないのが辛い。エグランティーヌ、祠巡りをした時には良い印象がなかったけれど、彼女視点での話で考えや勇ましい姿を見られて良かった。グレーティアがローゼマインの無事を祈る場面がとても心に残りました。

  • グルトリスハイトを誰に授けるか、誰をツェントにするかがメインの巻。大切な人たちの記憶を失ってしまったローゼマインの言動が、一番初めの身勝手だったころに戻ってしまったようで少し寂しい。一方で金粉になってしまった首飾りを見ながら髪飾りに触るフェルディナンドや、魔力の染め直しや冬の到来の意味を悟るローゼマインなど、微笑ましさを感じるシーンも多くて面白かった。最終巻が待ち遠しい。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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