なつめとなつめ 1 (コミックELMO)

著者 :
  • マイクロマガジン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867160916

作品紹介・あらすじ

「俺は君の、ヒーローになりたい」。これは、棗が夏目のヒーローになるまでの、「なつめとなつめ」のお話。

感想・レビュー・書評

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  • なつめとなつめ 1 (コミックELMO)

    ものすごーく、もの凄~く純粋な恋物語になるなっこれ!

    主人公の二人、夏目は男前くらいに凛とした女の子、棗は強面、この見た目で誤解されるが、優しくて、間違ってしまっても反省してまた立ち上がるがんばり屋で、夏目が泣くのが嫌で、周りを笑顔にしたいヒーローに憧れる男子高校生!この幼馴染の物語。

    子供の頃のエピソード(詳細はこれからかな?)で
    「お前が泣かないでいいように俺がお前のヒーローになってやる」もうこれプロポーズですね(笑)

    空翔先生の、細く筆致が心地よく繊細で、描かれる女の子がキュートで綺麗です。
    あ、表紙の二人のポーズとミサンガ♪お揃いだ!

    #なつめとなつめ
    #空翔俊介
    #漫画
    #漫画好き
    #漫画倶楽部

  • エンジェル伝説にインスパイアされたであろう。

  • ドンピシャすぎて、辛い・・・・・・
    唐突に、何のこっちゃ、とこの感想を読んでくださっている方にビックリされそうだけど、私の素直な気持ちだ、これが。
    何がドンピシャか、と言うと、主人公・不知火棗のキャラクターが、私が今、「小説家になろう!」に投稿している小説の主人公に、だ。
    もちろん、私はパクってないし、空翔先生にパクられた、とも思っちゃいない。しかし、私が小説を書いている際に、頭の中に思い浮かべている主人公に似ているので、ほんと、ビビった。
    その主人公も、棗と同じく、見た目は凶悪で、不良と勘違いされがちだけど、中身は物凄く良い奴で、惚れたヒロインに相応しい男になりたい、と頑張れる男子高校生なのだ。
    当然ながら、棗と違う点は多い。最も、大きな違いは、棗と違って、喧嘩を止めていない事か。まぁ、正確に言うと、私が「小説家になろう」に投稿している作品は、ゴブリンなどのモンスターが登場するので、必然的にバトルへ突入しちゃうから、喧嘩と言うよりは戦闘になるのだが。
    何だか、私の小説を、「小説家になろう」で読んでくださいね、みたいなお願いになってしまった。
    冗談で包んだ本心はさておき、この『なつめとなつめ』が、その衝撃を抜きにしても、私のハートを鷲掴みにしたのは事実だ。この手の両片思い系の、アオハルストーリー、私、大好物なのだ。きっと、それは私の学生時代が、青じゃなく赤だったからかも・・・
    なりたい自分になろうと、自分が出来る努力を全てする棗と、そんな棗を優しく見守り、時には頑張りすぎちゃう彼をしっかりと諫め、自身も成長しようと励む夏目、最高過ぎる。これが、尊い、って感情だろうか。
    そんな二人の周りにいるキャラたちもキラキラしているので、今後の展開が、本当に楽しみだ。個人的には、もうちょい、ラブな空気が強まると、キュンキュンできるので嬉しい・・・本音を言うと、勉強させてもらいたいので、そうなってほしい。

    この台詞を引用に選んだのは、棗のカッコ良さを肌に感じられ、そして、彼の成長性がAを通り越して、無限大だな、と思えるものなので。
    自分では、完璧だった、と思っていたやり方が、大切な人を泣かせ、心配させた事で、正しくなかった、と気付け、反省し、己の到らなさを痛感できる心の器は、もう、カッコよすぎ。
    それだけでなく、そこで折れず、次は、大切な人を傷付けない、と決心し、今よりもっと頑張って、目標を実現させよう、と前を見られるタフさも、グッと来た。
    こんな棗を好いている夏目は、ほんと、イイ女だと思う。
    もちろん、私の作品のヒロインだって、夏目に負けないくらい、姿も心も別嬪だ・・・・・・って、しまった、また、宣伝してる!?
    ダメですね、俺は。夏目に心配をかけて、ヒーローどころではないです。悔しいです。情けないです。かっこ悪いです―――でも、夏目、待っててください。今はまだ、頼りないですが、頑張りますから。そして、必ず―――お前のヒーローになってみせますから(by不知火棗)

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