おまわりさんと招き猫 おもちとおこげと丸い月

著者 :
  • マイクロマガジン社
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本棚登録 : 122
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867163733

作品紹介・あらすじ

しゃべる猫・おもちさんと、新米おまわりさんの小槇くんが見守る海辺の小さな町に、ある日おもちさんそっくりの猫が現れて――!?

感想・レビュー・書評

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  • ☆4

    シリーズ第2弾

    前作に引き続き「かつぶし町」の皆さんに、たくさん癒してもらいました。
    今作では、おもちさんにそっくりのもう一匹のしゃべる猫「おこげさん」が登場し、どの様な展開になるんだろうかと楽しませてもらいました!

    「お惣菜のはるかわ」で販売されているお惣菜の数々がどれも美味しそうで…実際にお店があったら、常連客になってしまいそうです♡

    とっても優しい気持ちになれる素敵な物語です❁⃘*.゚

  • 待望の続編!
    小槙くんは、おもちさんにそっくりなしゃべる猫・おこげさんに出逢い、不思議な体験をする。
    おこげさんは、人の願い・望み・理想を叶える猫のようで・・・。

    願い・望み・理想。それはその人が、歩んできた道の中で得てきたもの。叶えるために努力する大切な目標であり、それを勝手に奪ってしまえば、人物そのものが変わってしまう。

    誰もが胸の内に抱えている小さな傷、悩みをそっと優しく癒してくる物語。

    なぜ、おもちさんはしゃべるのか。それはまだ謎に包まれたままです。

  • 相変わらずマイペースなおもちさんに振り回されてるなぁ〜
    後、おこげさんにも好かれちゃって大変ね
    2匹揃って現れたら大変なことになりそう

  • 2023年最後の読了本になるかな。
    1作目に続いて今作も最高だった。
    かつぶし町万歳!
    でも、おこげさんが案外に不穏な気配を醸し出していてドキドキした。まったくもってそれは予想外だった。
    でも、悪い存在ではない、はず???
    おもちさんと対決したりする?でも、同時に登場は???
    小槇くんが文太郎に伝えたい言葉にはつい涙が。だって、分かるもの、分かりすぎるぐらい。うんうん、そうなんだよね。
    たくさんの言葉の中で、やっぱり伝えたいのはその言葉なのだ。
    そして、新登場の日生さんも素敵だ。お盆のエピソードもよかったー。
    さて、シリーズ3作目現在の最新回で年を越すとしましょうか。

  • 植原翠『おまわりさんと招き猫 おもちとおこげと丸い月』
    2022年 ことのは文庫(マイクロマガジン社)

    おまわりさんと招き猫シリーズ第2弾。
    相変わらずほっこり癒される物語です。
    作者が静岡の方なので、舞台となるかつぶし町は僕の中では清水や焼津から西伊豆の土肥のあたりのイメージ。
    ファンタジーな世界観なんだけど、現実の人々や町、商店街の賑わいとが両立されている、本当に心地の良い世界です。リアルとファンタジー要素のバランスがいいんですね。
    主人公の小槇くんはもちろん、春川くんなど周りのキャラクターもとても魅力的。もちろんおもちさんも。
    おもちさんかわいいですね。
    かつぶし町に行きたい、住んでみたいと思える本当に素敵な物語でした。
    来月11月16日にシリーズ第3弾が発売されるそうで、今から楽しみです。

    #植原翠
    #おまわりさんと招き猫
    #おもちとおこげと丸い月
    #ことのは文庫
    #マイクロマガジン社
    #読了

  • 不思議な町の不思議な交番のおまわりさんと不思議なねこのお話の第2弾。
    やっぱり不思議なことばかり起きるけど、何か心の中に抱えているわだかまりのようなものをテーマにしたお話しもあった。
    おこげさんの言うこともわかるけど、何もかも自分の努力なしに望みが叶うのは気味悪いかも。
    おもちさんとおこげさん、知り合いなのかなぁ。
    おもちさんの不思議は解明されないまま、気になるなあ。

  • 喋る猫おもちさんがいるかつぶし町の話、シリーズ2作目。再びおもちさんや町の皆に会えて嬉しい!そして章を読み進める度、この話好き、この話好き、と好きを更新し続けていく。ほのぼのして人ではないものも好きにさせてくれて癒される。

  • かつぶし町の交番には喋る猫がいる。
    名前はおもちさん。
    お餅のような姿をしているから。
    喋る猫がいるだけで充分不思議な街になんだか不思議なことが起こる第二弾。

  • マイペースなおもちさんの話し方が、脳内再生される。優しい世界感に満ちあふれています。

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著者プロフィール

植原翠(うえはら・すい)
動物と植物を愛する自由人。2016年12月に小説投稿サイト「エブリスタ」の大人気作の書籍化「喫茶『猫の木』物語。~不思議な猫マスターの癒しの一杯~」でデビューし、好評を博した。 続刊に「喫茶『猫の木』の日常。~猫マスターと初恋レモネード~」「喫茶『猫の木』の秘密。~猫マスターの思い出アップルパイ~」、ほかにも「運命屋~幸せの代償は過去の思い出~」「焼きたてパン工房プティラパン~僕とウサギのアップルデニッシュ~」(小社)、「おまわりさんと招き猫」(マイクロマガジン社)、「神様の身代金」(ポプラ社)がある。

「2022年 『死神ラスカは謎を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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