- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867201657
作品紹介・あらすじ
失われた右腕――。残る師匠の肉体は、あとふたつ。中華からやって来た青年・ルイがその身に宿すのは、不死者をも喰らう怪物だった。彼によって雪之条の右腕は完全に失われてしまう。林檎丸と雪之条は、因縁の相手である八房に協力を要請。ルイを迎え撃つため、一時的に共闘関係が結ばれる!そしてついに明かされる、雪之条の頭の在処――。さまざまな思惑が絡み合う中、物語は佳境へと向かう!!
感想・レビュー・書評
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底が知れない敵として登場した饕餮を宿すルイ
まさか底が知れないまま単純な敵と言えない間柄になるとは思いませんでしたよ。彼が喰った腕については暫く放っておく感じになるのだろうか…?
ルイという正体不明の敵を前にして数百年ぶりに協力関係を結んだ雪之条と八房
何だろうね、彼らの関係は。以前、彼らの過去を知った際には単純な恨み恨まれではないと知ることが出来たけど、だからといって今の関係も簡単な言葉で言い表せない間柄となっているのは印象的
これはどちらかというと腐れ縁?
そして遂に雪之条と八房という師匠組の戦闘模様が描かれたのだけど……
これは異次元という他ない圧倒的力量!林檎丸やチカが力押しによって相手を圧倒するタイプであるならば、雪之条や八房は常識の外から攻撃してくる感じだね
その他の描写で意外だったのは八房が雪之条消滅に待ったを掛けたことか
永遠の命を生きる雪之条を哀れに思いバラバラにした八房。だというのに雪之条が真に消滅を迎えようとしたことを受け入れられないとは
やはり彼は優しい『人間』なんだなぁ
そして唐突に始まった学園編。見た目の割に子供らしさが薄かった林檎丸とチカが学友と混じって学校生活を送っている姿は非常にアンマッチ……詳細をみるコメント0件をすべて表示