アルテ (16) (ゼノンコミックス)

著者 :
  • コアミックス
3.97
  • (11)
  • (11)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 229
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867203156

作品紹介・あらすじ

カスティリャ亡命から数年。宮廷画家として最後の仕事を終えたアルテは、生き別れとなっている最愛の師・レオとの再会を果たすため、戦地となったフィレンツェを目指す。アルテの身の危険を案じたイレーネは、腕利きの傭兵・グイドを雇い護衛を命じる。新たな仲間と共に大海を往くアルテであったが、その道中にはかつてない危険が待ち構えていた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 【あらすじ】
    カスティリャ亡命から数年。宮廷画家として最後の仕事を終えたアルテは、生き別れとなっている最愛の師・レオとの再会を果たすため、戦地となったフィレンツェを目指す。アルテの身の危険を案じたイレーネは、腕利きの傭兵・グイドを雇い護衛を命じる。新たな仲間と共に大海を往くアルテであったが、その道中にはかつてない危険が待ち構えていた。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 前回亡命を果たして無事に宮廷画家としての仕事が始まるんだなと思っていたら、まさかの退職してフィレンツェに帰るという話に。結構苦労してこっちに来たし、てっきりしばらくは宮廷画家としての新生活と活躍が描かれるのかと思っていたのでちょっと肩すかし。いつの間にか八年も経ってるらしい。
    危険な情勢の中、明確な約束をしたわけでもない相手に会いに行く…というのは確かに個人でならともかく、要人扱いとしては申し訳なくなる。実際にまさかの海賊に襲われて早くも護衛の一人が命を落とすキツい展開だし。無事にフィレンツェにたどり着けても会える保証も無いのがもどかしいところ。

  • 8年の月日を経て、フィレンツェへ戻ろうとするアルテ。
    みなに愛されて働いていた様子が見て取れる。

    戦乱の混乱の中である今しか帰れない
    というのは分かるが、身の危険があるのに
    それでもレオに会いたいと帰ろうとするのが凄い。
    自分が帰ろうとするから
    費用もかかり人の命まで失うことになるのは
    きついと思うが、それでも帰国が譲れないところなのだろう。

  • 貴族の女性は結婚するしか生きていく道がなかった時代、工房で働くことを決めた元・貴族女性アルテ。アルテは前向きで頑張り屋で人に気に入られやすい。
    イタリア・フィレンツェのレオの工房の弟子だったアルテはカスティリャ王国の宮廷画家となるのだが、5年以上あったはずの宮廷画家として活躍する話は1話もないまま戦地フィレンツェのレオに会いに行く流れになる。
    この漫画は画家の話ではなく、師匠と弟子の恋愛模様に重点を置いている。

  • 人の優しさと思いの強さにやられて泣きそうになってしまった。すごい漫画だ。

  • カスティリヤに着いて、宮廷画画家としてのアルテの活躍を期待していたのだが、いきなり8年飛んで、フィレンツェに帰ることになっていた。
    不穏な情勢の中、難しい旅であることは明らかなので、またいろんな事件に遭遇するのだろう。

  • 宮廷画家として8年を過ごし、フィレンツェに戻ることを決めたところから。

    命懸けの旅だけど、レオの消息が全く知れず、会えるかどうかも分からないのに、会えると信じて疑わないアルテがかっこよかったです。
    結婚してるかも、とも考えてなかったところも笑えたけど、レオのことだからまぁしてないだろうと思うでしょうよ。

    ウベルティーノが亡くなるシーンは、厳かでグッときました。
    アルテも会えたら良かったのに。

    次の巻ではまだ旅の途中かな。
    護衛を外そうと提案してたけど、無謀でしょう。
    ノウハウもなく女1人で戦地になるかもしれない場所に行くなんて、もうグイドも許さないと思う。
    どうなるかな。

  • これからカスティリャ編に入るのかと思ったら、あっという間に8年が過ぎ、今度は海を渡ってフィレンツェ帰還編へ突入。開戦直前のフィレンツェに住む彼等は無事なのか。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大久保圭: 2011年に鳴海圭名義で「ハンマーハンマー」(フェローズ18号)でデビュー。2012年からは大久保圭にペンネームを変更。2013年から初連載となる「アルテ」を開始している。

「2020年 『アルテ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大久保圭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×