- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867203156
作品紹介・あらすじ
カスティリャ亡命から数年。宮廷画家として最後の仕事を終えたアルテは、生き別れとなっている最愛の師・レオとの再会を果たすため、戦地となったフィレンツェを目指す。アルテの身の危険を案じたイレーネは、腕利きの傭兵・グイドを雇い護衛を命じる。新たな仲間と共に大海を往くアルテであったが、その道中にはかつてない危険が待ち構えていた。
感想・レビュー・書評
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貴族の女性は結婚するしか生きていく道がなかった時代、工房で働くことを決めた元・貴族女性アルテ。アルテは前向きで頑張り屋で人に気に入られやすい。
イタリア・フィレンツェのレオの工房の弟子だったアルテはカスティリャ王国の宮廷画家となるのだが、5年以上あったはずの宮廷画家として活躍する話は1話もないまま戦地フィレンツェのレオに会いに行く流れになる。
この漫画は画家の話ではなく、師匠と弟子の恋愛模様に重点を置いている。 -
人の優しさと思いの強さにやられて泣きそうになってしまった。すごい漫画だ。
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宮廷画家として8年を過ごし、フィレンツェに戻ることを決めたところから。
命懸けの旅だけど、レオの消息が全く知れず、会えるかどうかも分からないのに、会えると信じて疑わないアルテがかっこよかったです。
結婚してるかも、とも考えてなかったところも笑えたけど、レオのことだからまぁしてないだろうと思うでしょうよ。
ウベルティーノが亡くなるシーンは、厳かでグッときました。
アルテも会えたら良かったのに。
次の巻ではまだ旅の途中かな。
護衛を外そうと提案してたけど、無謀でしょう。
ノウハウもなく女1人で戦地になるかもしれない場所に行くなんて、もうグイドも許さないと思う。
どうなるかな。 -
これからカスティリャ編に入るのかと思ったら、あっという間に8年が過ぎ、今度は海を渡ってフィレンツェ帰還編へ突入。開戦直前のフィレンツェに住む彼等は無事なのか。