ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~ (9) (ゼノンコミックス タタン)

著者 : 星来

• コアミックス (2023年1月20日発売)

作品紹介・あらすじ

私だけが“推し”の特別になりたいの。「“推し”に私を知って欲しい」そんな想いが加速していった黒鐘林檎は、少し前まで一番好きだった彼氏に、他に好きな人ができた事を報告。晴れて独り身となった林檎は、ギンガと出会うため、コズミックがこれまで動画で出た場所を巡ることに。たいした成果を得られず、落胆する林檎だったが、そんな折、ギンガと絡みの多い配信者のファンミーティングが開催されることを知る。

感想・レビュー・書評

[sayaさんの感想 · 2024年2月15日]

ミツクリはだいぶヤバいが、中途半端に同じステージに立って近くにいられる理由を作れただけに
もっと欲しくなるしこれじゃない感も出てくるのだろう。
どうにも報われないだろうからその点やや気の毒ではある。

林檎も順調に拗らせているが、彼氏はわざわざ「あんなくだらないお遊び集団」と言ってくるしモラハラ気質があるからどうせうまくいかなかったと思う。
会いたいからイベントに行くのは分かるが、飲食店を回るのはすごいな。
努力と言ってよいのかどうか。

ゆっこと奈緒が仲良しになっているの、ちょっと微笑ましい。
何かあったらゆっこを守らないとと思っているのが本当奈緒は良い人だ。
桔梗もギンガに会いたかったのに期待外れだったのに
来れなかった人の分も感想を言って帰ろうというのは偉いんだよな。
林檎だって心配して声をかけて絆創膏をあげて、泣いているのを励まして、良い人なのだ。
だが奈緒以外の好きになり方は、幸せになれる未来が全く見えないのがしんどい。

著者プロフィール

【星来】コミックゼノンマンガオーディション出身の新人作家。

「2022年 『ガチ恋粘着獣 ～ネット配信者の彼女になりたくて～』 で使われていた紹介文から引用しています。」