- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784867205167
作品紹介・あらすじ
昭和9年、東京もいよいよ盛夏。ハナは令子さんに頂いたラジオで新しい習い事を始めたり、夏の厄介者・蚊に悩まされたり、冷やし珈琲を体験したりと、充実した日々を過ごします。ある日、女学生・萬里の誘いで海水浴にでかけることに。早速、水着を用意して、ハナにとって初めての海へ赴くのですが…。
感想・レビュー・書評
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癒される。
ハナちゃんと令子さんのやり取りをずーっと見ていたい。
何事にも一生懸命なハナちゃんは初めてラジオで泳ぎの練習をして、初めての海水浴で本気で練習。
可愛すぎる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼い頃の古い田舎の家に預けられていたせいか、黒電話や柱時計、乾物をいれていたブリキ缶などを見ると嬉しくなる性分です。
このお話は、昭和初期の東京でひとり暮らしだった奥さまと、可愛がってくださる奥さまの為に奮闘するちいさな女中さん=ハナちゃんの日々の暮らしの物語。
一話の中にその当時のモダンな生活に、山梨から出てきたハナちゃんがおっかなびっくりしながらも、瞳キラキラさせる姿が毎回楽しみで、1巻からずっと読んでいます。
この4巻にもラジオやラジオ講座、家庭薬に珈琲などなど、今では当たり前の事柄が、当時の日常をキラキラと彩る様子が丁寧に描かれて、猛暑で動けない現代人の私でも「夏っていいな」と思えてくるほど。
次巻は来春。待ち遠しいです。
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かわいい
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何事にも真剣なハナちゃん、たまに興味の方向が大分斜めなのがかわいい。
昔本当に水泳のラジオ講座があったのかはわかりませんが。
水木しげる御大の自画像みたいな顔になるのも好き。カバー裏とか。