あかるい花束

著者 :
  • ナナロク社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867320273

感想・レビュー・書評

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  • 岡本真帆(Maho Okamoto)
    https://arrow-avatar-0f6.notion.site/Maho-Okamoto-1b26e200a66b4f1ea7f449818a3857a6

    ナナロク社
    https://www.nanarokusha.com/

    本の装丁はデザイナーと編集者、互いの領分に入り込める仕事 | 広報会議デジタル版(2019年5月号)
    https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/201905/2019-spring/015968.php

    あかるい花束 岡本 真帆(著/文) - ナナロク社 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784867320273

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 - ナナロク社『あかるい花束』刊行記念 岡本真帆さんサイン会@MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店...
      MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 - ナナロク社『あかるい花束』刊行記念 岡本真帆さんサイン会@MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
      https://honto.jp/store/news/detail_041000088674.html?shgcd=HB300
      2024/03/08
  • 若いお嬢さんの2年間を詰め込んだ歌集。明るくて瑞々しくてときどきほろ苦くて。元気に生きてるのが眩しい歌集。

    お引越しの歌で好きだったのは
    土地勘が追いついてきてバスよりも歩いた方がいいと分かる日

    日常の歌で好きだったのは
    泳ぐとき、歌うときする短くてたしかな息継ぎに祝福を

    恋の歌で好きだったのは
    どちらかが死んだとしてもそのことをきっと知らせることができない

  • 連作という形で好きだなぁって思ったのが「あかるい花束」と「空っぽの花器」で、どちらも寂しいんだけど寂しくない、ちゃんと折り合いがつけられている感じが優しくて好き。
    どこを読んでも良いし、連作は連作として読んでも良い。短歌好きだな。

  • やっぱり岡本真帆さんの短歌がとびきり好き
    世界の見方が楽しくて綺麗で同じ目を持ちたいし一緒に散歩したくなる

    いつか観た映画を深夜流すときあの日のきみが座る 隣に

  • n度目の春とちぐはぐな布が、引越し間際の自分と照らし合わせることができ、楽しかった。

    日常に重なる部分があるとハッとする感じがある。

  • まほぴさんの第2歌集。

    大切な人との別れ、引越しと新生活。
    楽しいんだけど、ふと寂しくなったり悲しくなったりしてしまうような。これって生活じゃんと思った。
    あと三条大橋のスタバが詠まれていて、ちょっと嬉しかった。

    好きな歌をいくつか。
    ---
    だいじょうぶな嘘をときどき混ぜながらわたしの安全地帯を守る

    スパイスは火花に似てるわたしからわたしへ送る強い喝采

    恋人のいないわたしを生きていくその軽やかさ、心許なさ

    どの道を選んでいても不安という悪魔にあうの?なんだ、よかった

    ありがとう私の居場所でいてくれて 私に居場所でいさせてくれて

    もしこれが映画だったら二時間のどの辺なのか考えている

    ヤマト運輸佐川急便郵便局 ひっきりなしの入居パーティ

    鴨川は親しみの川渡るとき必ずめくばせをするような

    本当に正しかったかわからない決断たちよ おいで、雪解け

  • 初めて歌集を買いました♪
    こんな素敵な感性だったらもっと日常楽しいだろうなあ^^

  • 第一歌集と比べて、なんだか肩の力が抜けているように感じた。第一歌集はもう少し力んでいたとこがあるというか。
    河川敷で座りながらのんびり読みたい歌集。

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著者プロフィール

歌人。1989年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。2022年3月に刊行した、第一歌集『水上バス浅草行き』で各方面からの注目を集めている。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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