教科書では教えてくれない 知られざる偉人の正体

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  • Clover出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784867341650

作品紹介・あらすじ

認識せずして評価するな。時代の潮目を生き抜く知恵。リーダーに必要不可欠な能力こそ、事実に隠された真実を見抜く眼である。***時代の潮目を生き抜く知恵――それは人物学という教養。教科書に登場する歴史上の人物や、戦後から現在にかけて活躍した政治家や文化人。偉業を成した彼・彼女らのなかには、絶大な支持や評価を得る者がいる一方で、酷評に苛まれ悪評に甘んじた存在も幾多に及びます。私たちは、学校の授業で習ったり、マス・メディアやSNSで得たりした情報を鵜呑みにして、彼・彼女らを誤って認識、レッテルを貼っていないでしょうか。以心崇伝、柳沢吉保、田沼意次、阿部正弘、佐久間象山、下田歌子、後藤新平、中曽根康弘、後藤田正晴、緒方貞子、アンゲラ・メルケル、秋元康…本書は、厳選した48名の偉人たちの正体に迫り、知られざる実像や功績、隠された真実を明らかにする人物評伝。教養としての人物学と言い変えてもよい一冊。資料を紐解き事実を追い、迫った偉人たちの実像からは、見えてくるもの、学ぶべき事柄が鮮やかに浮かび上がります。苦境に立たされたとき、何をどう判断するか? どこまで耐えるか? 強行突破するか?偉人たちの人生は指針となって、あらゆる組織のリーダーやビジネスパーソン、これから社会に出る世代を含めて時代を生き抜く力を与えてくれるはずです。それはすなわち、教養という名の生きる力であり、人物学の持つ圧倒的な力です。まさに時代を謳歌するための1冊!

著者プロフィール

 東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程中退。専攻は歴史学(ブラジル史)。
 主な著書に『〈南〉から見た世界05 ラテンアメリカ―統合と拡散のエネルギー』(共著、大月書店、1999年)、『ラテンアメリカからの問いかけ―ラス・カサス、植民地支配からグローバリゼーションまで』(共著、人文書院、2000年)、『史料から考える 世界史二〇講』(共著、岩波書店、2014年)、訳書にシッコ・アレンカール他『世界の教科書シリーズ7 ブラジルの歴史―ブラジル高校歴史教科書』(共訳、明石書店、2003年)、ジルベルト・フレイレ『大邸宅と奴隷小屋―ブラジルにおける家父長制家族の形成(上・下)』(日本経済評論社、2005年)、ルシア・ナジブ編『ニュー・ブラジリアン・シネマ―知られざるブラジル映画の全貌』(監訳、プチグラパブリッシング、2006年)、ボリス・ファウスト『ブラジル史』(明石書店、2008年)など。

「2016年 『ブラジルのアジア・中東系移民と国民性の構築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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