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- / ISBN・EAN: 9784870319097
感想・レビュー・書評
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結局くっつかないのかー。
でも残った2人の間柄はいいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アパートに住む男×隣人
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隣りに越してきた男・篠田が纏う「枯れた」「達観した」「何かを諦めた」雰囲気に取り憑かれてしまう野瀬、と書くとまるでホラーのよう(笑)。誰かを想いながら一歩も動かないで聖書の逸話であるバテシバと言う女性の絵を描いている篠田の雰囲気に呑まれて、どんどん惹かれて行く野瀬。聖書の中のお話をモチーフにして、篠田、井上、次見の元同級生の愛憎の関係を表し、現在に至るところでその愛憎劇には部外者である野瀬が登場する事で、当事者だけの凝り固まった関係性に客観性がもたらされる、と言う感じか。
同時収録の短編『アブサロムの沈黙』の、小学生からの友達がずっと好きで、思い続ける事に疲れて、告白してフラれて区切りつけてすっきりしたい、と言う開放感の表現が妙にリアルで読み応え有った。 -
説明を読んで「もしや読者突き放し系か」と思ったけれど、そんなことはなかった。
一途な過去引きずり系です。それだけで事件も無くストーリーになるのもすごい。 -
BL。その後を期待させたまま終わるけどそれが心地よい。
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表紙買い。出版社も掲載誌も知らないス。
あらすじ作品が、主人公二人がくっつかないのも(悲恋って感じはしないんですけど)そんなに、気にはならなかったというかあれよね。
篠田さんは旅して次見さんにもう一度会えてもそこからまた恋愛ができるわけじゃない…よなあと思うんですけど…。
野瀬君とこ戻ってくるかもしれないし、ただ折り合いがつけたくて会いにいっただけかもしれない。
そんで井上さんが好きなんですが、特に野瀬君とひっついてもらいたいわけでもない。
あっあと「アブサロムの沈黙」がすごい好きです。 -
「23時」の報われない画廊店主が好きだ。自棄酒付き合ってくれた大崎さんとイイカンジになるがいいよ。
表題作のシリーズでも拓真氏が一番好きなので、多分「報われないヒト」萌えなんだろう・・・何か嫌な萌えだなぁ。
有基は拓真氏と付き合っちゃえよ!と思う。だめか。はじめからいねーよ、とか言われてるしな! -
なんというか、普通のBL漫画ではなく、人と人との繋がりとか、愛とか、絆とか、色々考えさせられる作品でした。。。
まず全部読んで出る一言は「・・・凄い」
短編が数本載っているのですが、「バテシバ」が代表作的な位置にあります。
ハッピーエンドではない・・・とは言い切れませんが(こういう幸せもありかと)、シリアスだったり切ない系が好きな私にはドツボでした。
絵柄は独特ではありますが、私的には好みだったのでかなり楽しめました。
買って良かった!!!!!! -
表題作のシリーズは、BLというよりヒューマンドラマといった感じで、それはそれで面白かったです。
「二十三時」が好きです。