国保崩壊: ルポルタージュ 見よ!「いのち切り捨て」政策の悲劇を

  • あけび書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871540445

作品紹介・あらすじ

「金のないものは、医療を受ける資格なし」。今、医療行政はとんでもない道を歩んでいる。

感想・レビュー・書評

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  • 1984/10 改正健康保険法成立。国は国庫補助を大幅に削減 (45から38.5%へ)サラリーマン1997年から8割給付に削減 2003年には国保と同じ7割給付 8割負担の退職者医療制度を創設。これには国はいっさいの補助金をだしていない。
    姫路市の国保の国庫補助率 1981 61.1%, 1984 50.6% 1985 47.4% 2000 35.2%
    新潟市 80年代の革新市長の時代に一般財源から10億程度国保に繰り入れていた。90年代はじめ長谷川市長が当選すると一般会計から国保への繰り入れが92年に中止。年表 1938 国民健康保険法創設 1953 同改正 1961 国民皆保険スタート 1974 国民皆保険達成 1984 退職者医療制度を導入 国庫負担の大幅削減 2008 国保の都道府県単位での統合を実施予定 高齢者医療保健制度の創設を実施予定

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著者プロフィール

1953年生まれ。ルポライター。著書に『“生きる”を支える看護』(日本機関紙出版センター)、『終わっとらんばい!ミナマタ』(合同出版)、『開業医はなぜ自殺したのか』(増補復刻版、あけび書房)、『病気になったら死ねというのか』『水俣胎児との約束』『水俣病の真実』(以上、大月書店)ほか多数。

「2018年 『不知火の海にいのちを紡いで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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