情報の歴史 増補版: 象形文字から人工知能まで (BOOKS IN・FORM special)
- エヌティティ出版 (1996年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
- / ISBN・EAN: 9784871884433
作品紹介・あらすじ
時代を結び、情報をつなぎ、歴史を編集する前代未聞の情報文化史大年表。世界と日本が一緒に読める。
感想・レビュー・書評
-
ことあるごとに開く。とても重宝している。これはほんとにすごい本だ。たしか大学生協だったかで手に取ったときはたいへん驚いたものだ。
最近新版が出たらしい。八千円近くするけどめちゃくちゃ欲しい。買ってしまうのだろうか。
手元にある版は1995年までしか載っていない。
各ページにわたって5つの年表が縦断している。
戦争、芸術、科学、思想、あるいは各時代をいろどるトピックがひしめいている。
この複数年表を左右に視線で追いながら数々の発見がある。
試しにテキトーにページを開いてみよう。
1958年のページだった。「第三世界の時代」「宇宙開発と通信」「科学文化の反省」「ヌーヴェル・ヴァーグ」「情報の氾濫」といった5つの年表が並ぶ。
フォントが大きめのキーワードを拾っていくと、イヴ・クライン、アラブ連合、ギニア独立、ソニー誕生、大江健三郎飼育、ボサノバ、ホログラフィー、NASA設置……といった塩梅。
見開き1ページだけで1時間は優に楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まさに人類が扱ってきた「情報」の歴史。 よくアニメとかで「頭の中に世界創生からの歴史がものすご いスピードで流れ込んでくる」みたいな描写があるけれど、あれを体感できる。 ものすごい情報量の中で溺れながら、時折知っているものを見つけると、なんだかちょっとほっとする。
-
榊原英資 どうすれば「最高の仕事」ができるか P94
-
【要約】
・
【ノート】
・ -
独自の歴史観をもつ碩学・松岡正剛氏が、「情報の歴史」の観点から歴史年表を独自に作り上げたもの。一通り目を通したものの、今まで見たことのある歴史年表とは着眼点がまったく異なるので、どのように読めばいいのか分からなかった。もちろん、著者の頭の中では、このようなスタイルを採用した合理的な理由があるのだろうし、首尾一貫しているのだろうけど…。知識量が違いすぎて、付いていけなかったというのが実情かな。
-
面白いが、一読しただけでは膨大すぎてよくわからない。
-
【閲覧係より】
事件・戦争、経済・宗教、技術・自然科学、芸術・文化、文学・メディア・・・東西の洋を問わず、ジャンルの壁を作らず、歴史の流れが見開きいっぱいに展開する年表です。騙されたと思って、まずはページをめくってみてください。きっとお役に立ちます。
------------------------------------------
所在番号:007.2||マセ
資料番号:10146751 10157875
------------------------------------------ -
ガチプレミア
-
人類発生以来の情報に関する出来事と世界の動きが俯瞰できる