雄と雌の数をめぐる不思議

  • エヌティティ出版
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871884945

作品紹介・あらすじ

この世に生きとし生けるすべてのオスとメスの謎にせまる。数多くの驚くべきエピソードを交えた、楽しくわかりやすい繁殖生態学入門。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 650円購入2002-02-15

  • 遺伝子の不都合な真実のとなりにあって、手にした本。こういう話になぜ、自分が惹かれるのか分からないけど、とにかく、へぇぇ、そうなの?ということばかり。亀や鰐は、卵が育つ温度で、雄雌が決まるとか、海の生物で、最初に岩についた方が雄で、次にそこにくっつ方が雌だとか。逆だったかな? 
     原始的な生物は、分裂して子孫を残すけど、性別が存在する訳だとか。そもそも、なぜ、卵子と精子は、大きさや形があのようにちがうのとか。生命の神秘、満載です。

  • 「遺伝子の不都合な真実」の近くにあって、表紙がとっつきやすかったので、たまたま手に取りました。特に前半は、何故、雄と雌とが別々の個体で存在するのか、人間のような性の決められ方以外に、どんな決定のされ方があるのか、それが進化とどのように関係するのか。
     知らないことばかりてで、雑学としてもとっても楽しめました。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1952年 東京都生まれ.
[現職]専修大学法学部教授.[専門]行動生態学.
『クジャクの雄はなぜ美しい?』紀伊國屋書店,1992.『オスとメス=性の不思議』講談社現代新書,1993.『雄と雌の数をめぐる不思議』NTT出版,1996.『男学・女学』(共著)読売新聞社,1995.ほか

「1998年 『ゆらぎ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長谷川真理子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×