ヒトラーとバイロイト音楽祭 下 ヴィニフレート・ワーグナーの生涯 (叢書・20世紀の芸術と文学)

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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784871985680

作品紹介・あらすじ

戦争が始まっても、バイロイト音楽祭は続く。ヴィニフレートはユダヤ系の人々の救援活動によってナチ政権との緊張が高まり、ヒトラーと会えないまま敗戦を迎えた。戦後、ヴィニフレートは非ナチ化審査を経て引退するが、ヒトラーとの友情を否定しなかった女性として改めて注目されるようになる。価値観が激変した時代の人々の生き様を、膨大な資料をもとに浮き彫りにする、歴史大作。

著者プロフィール

 ウィーン在住の歴史研究家。1940年、ドイツ・エッセン生まれ。ミュンスター大学とウィーン大学で歴史学とドイツ文学を学び、博士号を取得。オーストリア史に関する著作が多数あり、19世紀後半のオーストリアとウィーンを最もよく知る一人。著書:『伝記 モーツァルト――その奇跡の生涯』(邦訳:池田香代子訳、偕成社、1991年)『ヒトラーとバイロイト音楽祭 ヴィニフレート・ワーグナーの生涯(上・下)』(邦訳:吉田真監訳・鶴見真理訳、アルファベータ、2010年)、『エリザベート――美しき皇妃の伝説(上・下)』(邦訳:中村康之訳、朝日文庫、2005年)など。

「2016年 『平和のために捧げた生涯 ベルタ・フォン・ズットナー伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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